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2008-09-28 Sun 03:20
![]() ![]() <DEFICIT> メキシコ(79分) 監督 : ガエル・ガルシア・ベルナル 出演 : ガエル・ガルシア・ベルナル、カミラ・ソディ、ルス・シプリオタ 他 〔ジャンル:ドラマ〕 ■2008年第5回スペイン・ラテンアメリカ映画祭上映&鑑賞 とうとう来ました。ガエル・ガルシア・ベルナルの初監督作品 ![]() しかし残念ながら(当然ながら)多忙の彼本人は本映画祭大阪会場にはもちろんのこと東京会場にも来れず。 代りにビデオレターをプロデューサーに託し、日本の観客に向けてメッセージをくれていた。 舞台はメキシコ郊外の豪勢な別荘。 作中ほとんどの時間、この建物の中のシーン。 主役の青年クリストバル(ガエル)はこの別荘主の息子。 裕福な家庭だったが、実は親は詐欺まがい(?) な仕事で財を築き、現在雲隠れ中。 クリストバルとその妹はある夏の暑い日お互いの友人を別荘に呼んでパーティーを催し、ばか騒ぎを繰り広げるが・・ ずっと心の中には別の悩みを持ちながら、そこから目をそらすように騒いでみたり、友人達の前で平然を装ってみたり。 別荘の世話人にやさしく接しながらもその実見下している意識も垣間見えつつ、悶々としたものが弾けたパーティーの中でくすぶってる。 ああいうパターンのラストに入るまでに、 それならばあのパーティーの間、もう少しいい意味で観てる側がイライラするような、精神的圧迫感があればよかったのにね、なんて思った。 キューッときそうなシーンに、キュッともこなかった。 あぁ、おわっちゃうぞーー、これ・・って冷静に見てしまってた。 ガエルのキュートさや、“スレスレ”“爆発”演技はよかったけどね。やはり。 |
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2008-09-06 Sat 17:45
![]() ![]() <CIDADE DOS HOMENS> 2007年ブラジル製作(106分) /2008年8月9日日本公開 監督:パウロ・モレッリ 製作:フェルナンド・メイレレス,パウロ・モレッリ他 製作総指揮:マリーザ・フィゲイレド 原案:エレナ・ソアレス,パウロ・モレッリ 脚本:エレナ・ソアレス 撮影:アドリアーノ・ゴールドマン 音楽:アントニオ・ピント 出演:ドグラス・シルヴァ,ダルラン・クーニャ,ジョナサン・アージェンセン,ホドリゴ・ドス・サントス,カミーラ・モンテイロ 他 〔ジャンル:ドラマ/犯罪〕 「シティ・オブ・ゴッド」に続き、ブラジル・リオデジャネイロのスラム街ファヴェーラのドラマを描いた「ファヴェーラ・サーガ」第2弾。 「シティ・オブ・ゴッド」で一躍注目され、その後「ナイロビの蜂」や「ブラインドネス」を創ったフェルナンド・メイレレス監督は本作では製作に回り、本作はメイレレス監督と長年の仕事仲間であるパウロ・モレッリ監督がメガホンを取っています。 「シティ・オブ・ゴッド」の後、本国ブラジルでは同TVシリーズも製作され(監督はパウロ・モレッリ)、本作はそのTVシリーズの続編にあたります。 (時代設定も映画前作は60年代末から80年代初頭で、今回は現代) あの衝撃!の「シティ・オブ・ゴッド」では、 過度の犯罪やドラッグが横行した激しい状況と展開がテンポ良く描かれていたけど、 本作を観るにあたってはそこと同じテイストを期待しないようにするのがベターだと思います。 もちろん本作でもギャングの抗争なども描かれるし、 「〜ゴッド」程ではないにしろ、ハンディカメラにより窮屈な街を動き回るリアル感や、映画トータルのテンポ等それなりにありますが。 前作との大きな違いは、 今回はTVシリーズの主人公だった2人、18歳になったアセロラとラランジーニャを中心に「友情」、「親と子」辺りをテーマにしたドラマであると言うこと。 なので、感情面重視で観ていただきたい。 逆に今回は、スピーディーなテンポでなく結構「貯めた間」を利用した場面も多かった。 ストーリーそのものはTV版を観てなくてもは全然わかります。 また、要所要所にTVシリーズの映像がインサートカットされますし。 リオの地元の人たちにも恐れられている、殺人や犯罪が日常茶飯事のファヴェーラの中で、直接悲惨な体験をする人の姿、悪に手を染める事無く生きていこうとする人々の姿がしっかり描かれています。 ファヴェーラの様子を本作で初めて観る人には十分、街の実情に結構な衝撃も与えちゃうと思いますし。 TVシリーズも2002〜2003年分のみながら鑑賞済みの私にとっては、 アセロラとラランジーニャにすっかり愛着を持っていたので感情移入して見ることが出来、 これ単体で観るより一層楽しめたと思います。 なので、「シティ・オブ・ゴッド」も必見だけど、TVシリーズも機会があれば本作を観る前に観ていただきたい。一話完結物で、主役2人が生き生きと描かれています。 ちなみにアセロラ役の男の子は「シティ・オブ・ゴッド」であの“リトル・ゼ”の子供時代を演じ、映画ポスターやDVDジャケの写真(画像こちら)にもなってるあの重要な役回りの男の子。 ギャングのボス“マドゥルガド”も、ラランジーニャも、その他複数が「ゴッド」も「メン」にも出てるようです。(また見直さねばね〜(^^ゞ) |
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2008-08-31 Sun 15:02
![]() ![]() <LE VOYAGE DU BALLON ROUGE> 2007年フランス製作(113分) 2008年7月26日より日本公開 監督: ホウ・シャオシェン (侯孝賢) 製作: クリスティーナ・ラーセン,フランソワ・マルゴラン 脚本: ホウ・シャオシェン,フランソワ・マルゴラン 撮影: リー・ピンビン 出演: ジュリエット・ビノシュ,シモン・イテアニュ,ソン・ファン,イポリット・ジラルド,ルイーズ・マルゴラン 他 本作は、パリ・オルセー美術館の開館20周年記念事業の一環として同館の全面協力の下、「非情城市」「百年恋歌」等のホウ・シャオシェン監督によりアルベール・ラモリス監督不朽の名作「赤い風船」にオマージュを捧げ製作された。 ********* 冒頭、ラモリス版「赤い風船」と同じように男の子が赤い風船を取ろうとするが、どれだけ話しかけても無理なので諦める。その後風船はその少年を追うようにふわふわとパリの上空を浮遊する。 その後のストーリーはその男の子シモンと母親スザンヌ(J.ビノシュ)の家庭を軸に描かれ、当然ながら「赤い風船」とは別物だが、作中何度となく「赤い風船」にまつわるパリの街並みを映し、そしてシモンのベビーシッターとして係る台湾人留学生で映画製作を行っているソンがシモンを主人公に「赤い風船」の撮影を始める。 物語の間ずっと赤い風船もふわふわ意図的にシモンの周囲を舞っていて、「具体的にもっと関わっていくんだろうか。」等と思いを巡らしつつ、 つかず離れずのシモンと風船との関係の妙は心の奥の特別な場所と赤い糸で繋がってるような感覚で、とても印象的だった・・・ でも、すべて見終わって、あのラストの風景をみて、 この映画の赤い風船の存在は、まるでパリ全体をいつも優しく見守る守り神のようにさえ見えた。 シモンとの交流やスザンヌ親子のドラマだけを見せた映画でなく、 経済的に決して裕福ではないが色々ある中で日々一生懸命暮らす家族、それは(きっと)ごく一般的なパリ市民の姿でもあり、そんな彼らを風船の温かい眼差しが、純粋な心の象徴が、常に見守っている。そんな感じを受けたんだ。 ・・・まぁこれはほんと独りよがりな勝手な想像ですが。 ちっちゃくてとってもかわいいシモンくんには全く演技させてないんじゃないかと思うぐらいごく自然で会話も特別なものでなく、ビノシュが出てない画面は特にドキュメンタリーチックなほど。 バックに流れるピアノの旋律もとても心地よい。 中国の人形劇もまた独特の雰囲気を映画に足していて良かった。 この映画単体でももちろん素敵なものだと思うけど、 ラモリス監督の「赤い風船」ありきで見たほうがやっぱりより一層良いと思う。 |
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2008-08-31 Sun 15:00
<Actrices>2006年フランス(107分) 日本劇場未公開 監督:ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ 製作:オリヴィエ・デルボス,マルク・ミソニエ 脚本:ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ,ノエミ・ルボフスキー,アニエス・ドゥ・サシー 撮影:ジャンヌ・ラポワリー 出演:ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ,マチュー・アマルリック,ノエミ・ルボフスキー,ルイ・ガレル,マリサ・ボリーニ,ヴァレリア・ゴリノ,モーリス・ガレル 他 〔ジャンル:ドラマ/コメディ〕 好きなテデスキ監督作で、カンヌの監督週間に出品されてた時から公開を楽しみにしてたんだけど結局劇場未公開のままシネフィル放送となってしまった。ある女優が、40才目前になってもまだ独身で子供もいない事に焦り、悩む姿を少しコミカルな役柄にて描いた作品。 コミカルな役柄っていうより、ちょっとイタい役柄。。かな?w 美人女優で、異性にもモテてはいるが、どうしてもうまく事が進まない主人公。 教会で真剣に結婚したい、子供が欲しいと祈る。 夢にも現実の心境が影響された異性がらみのものをみる。 夢想と現実が自分の中で交錯し、心理状態もどんどん不安定になっていく。 いわゆる“アラフォー”の女性にとっての、表現しづらいヘンな焦りという感じは結構伝わってきた。 が、一部フランス人的感覚?なのかちょっと理解しにくいせりふとか感情もあった。 言い寄ってくる男にマチュー・アマルリックやルイ・ガレル。監督兼任だと役得だよね(笑)うらやましい! 期待してたせいもあるかもしれないけど、トータルして私には今ひとつ面白みを感じられない映画だったな〜・・(^^ゞ |
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2008-08-31 Sun 14:57
孤児院で暮らす元気でやんちゃなラスムス君、仲良しのグンナル君らと楽しく日々を過ごしていたが、中々里親にも選んでもらえず、とうとう自ら里親を探す為孤児院を脱走する。 そして初めて野宿した次の朝に出会った、汚れた身なりのおじさん、風来坊のオスカルについて旅に出る事に・・。 ********** 「長くつ下のピッピ」や「ロッタちゃん」シリーズで著名なスウェーデン作家アストリッド・リンドグレーンの『さすらいの孤児ラスムス』を基に作られた本作。 もうほんと、チャイルド物の極みをいく、とってもキュートな映画だわぁ。 スウェーデンののどかな風景とかわゆい子供達がそのまま絵本から抜け出たようだし、全体的な雰囲気やキャラクターもこの映画よりさらに前のクラシック映画のような感じも受けたし(いい意味で)、何といってもラスムス君のやんちゃさと可愛さ、素直さがメチャよかった。 オスカルのキャラももちろんgoodだったし。 終盤ラスムス君の選択、オスカルとの間に出来た深い絆に泣かされた後、 これで終りかと思いきや“うまく出来すぎ!(笑)”ってラストもすんなり 「ラスムスクンよかったねぇ」だし(笑) 「やかまし村」シリーズもほんとヒーリングばっちりな映画だけど、こちらも大小二人の風来坊に心癒される、素敵な映画だわっww |
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2008-08-31 Sun 14:56
人気俳優「ジュード・ロウ」が死に、その妻「サディ・フロスト」が告別式に集まった親しい友人達の前で彼の残した1本のテープを流す。 すると生前彼が友人達を隠し撮りしたショッキングな映像がどんどん映し出されたのだ! ***** J.ロウが彼本人として出演(ビデオ映像の中で)、妻役も当時本当の妻だったフロスト、告別式に集まった友人達も全て本当の仲間達が演じる。 企画とキャスティングの仕方は面白いと思うんだけど、結局映画自体は中途半端な感じだったなぁ(笑) ドキュメンタリータッチで撮られ、ビデオで自分の秘め事などを露にされた友人達の怒りや動揺はリアルっぽく感じられるけども。 結局ジュード・ロウが語る「友人を隠し撮りする目的」は、 それによって暴かれた秘密の度合いに比べて弱いし(笑) 友人だったらその場で削除しても良くない?? ・・ってその役の人柄にまず引くし(あ、うわべだけの友人って設定か!?w) そして実際に本人達の前でテープを流した妻の本当の目的が(これが映画のオチの部分)明らかになっても、なんかねぇ、それもそこまでと同じ調子で淡々としかこっちに伝わってこなくてね。 う〜ん・・と思いつつ終わりました。 親友と言いつつ裏では・・と言った表面的なつきあいの醜さ、秘密を暴露された時の人間の本質などを興味深く取り上げようとしてる話なので、人間不信にすぐなりやすい方は鑑賞にはご注意いただくべきでしょうかね^_^; |
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2008-08-15 Fri 20:44
1950年代製作のラモリス作品2本「赤い風船」と「白い馬」が2007年にデジタルリマスターされる。 同年のカンヌ映画祭に今回は監督週間作品として再出品され、そして日本でも劇場リバイバル公開となった。 日本で「赤い風船」再上映プロジェクトみたいな運動が起こって実現したらしい。 ずっと、観てみたかった作品なのですごく嬉しい。 また、台湾のホウ・シャオシェン監督により、パリ・オルセー美術館の開館20周年記念事業の一環として同館の全面協力の下、本作にオマージュを捧げた「ホウ・シャオシェンのレッドバルーン」も製作されている。間もなく日本公開。 主演はジュリエット・ビノシュ。そして子役がめちゃくちゃ可愛い!こちらもすごく楽しみ♪ ![]() |







































































































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