まったり、のんびり、綴っていきたいなぁ。。人生もw
法王のトイレット(2007)
2008-09-28 Sun 03:40
法王のトイレット法王のトイレット
<EL BAÑO DEL PAPA>
2007年ウルグアイ・ブラジル・フランス製作(97分)
監督 : セザール・シャローン、エンリケ・フェルナンデス
出演 : セサル・トロンコソ、ビルヒニア・メンデス、マリオ・シルバ 他
〔ジャンル:ドラマ〕
■2008年第5回スペイン・ラテンアメリカ映画祭上映&鑑賞
今回の映画祭5本鑑賞中、「一番面白かった」のはほかの作品だけど、「一番好き」でいうとたぶんこれだね、私
結構シビアな生活環境&ひっしこいてる人々をシリアスにしすぎず滑稽に描くタイプ。
ウルグアイ製作ってたしか「ウィスキー」もだった?系統もおんなじ方面向いてない?と映画見ながら頭に浮かんだ。
(「ウィスキー」のがもっとシュールで面白いけど)

**********
ウルグアイのとある村に、ローマ法王が訪問することになった。
貧乏暮らしが常の村人たちは、何万人もの観光客も一緒に訪れると踏み、観光客目当ての一日商売を計画し、手持ちのすべてを犠牲にしてでもその当日でがっぽり儲けられると期待する・・
**********

ひと儲けできるかどうかの結果は目に見えているし、
生活水準の平均も高く様々な情報に埋もれている私たちからみたら彼らの期待や思惑は逆に痛々しい(笑)
けど、仕事をゲットするのも一苦労、あっても過酷な労働、家族を守るため密輸入も繰り返す彼らが貧乏生活からの脱却を夢見る熱き思いに、切なくもあり、逆にパワーをもらえるような感覚にもなる。
主役のおとんはいい味出してたww

トイレで「ひらめいた」との最後の言葉。
コケてもまた“懲りずに”前進しようとするその姿が、メッセージが、
ベタでもなくすごく素直にいい感じで伝わるいい塩梅の作風&おとんのキャラでした♪

音楽が時折大げさすぎたのはちょっとアレだったけどね(^^ゞ
わざと差をつけてコミカル度を出してんのかとも思われるけど。

そうそう、このローマ法王の訪問による騒ぎは実話なんだそうだ。

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静かな光(2007)
2008-09-28 Sun 03:27
静かな光ポスター静かな光
<LUZ SILENCIOSA>
2007年メキシコ・オランダ・フランス・ドイツ制作(142分)
監督 : カルロス・レイガダス
出演 : コルネリオ・ウォール、マリア・パンクラッツ、ミリアム・トウズ 他
〔ジャンル:ドラマ〕
■2008年第5回スペイン・ラテンアメリカ映画祭上映&鑑賞
作風は好きなテイストではあるのだが。。

風景や人物の行動をじっくりロングテイクで撮り、
時間経過とともに人の心の奥深いところを繊細にとらえていく。
うまく自分の心にハマった場合はこのタイプって非常に大きく印象に残るものなんだけど、
しかし、これについてはそんなには効果的に心に響かなかったかな。

ごく平凡かつ質素な家庭の夫が浮気をし、そしてそれは奥さんにも告白済み。
だけどまだその後も浮気相手と密かに関係を保っている。
という、夫婦と夫の愛人、この3人を軸に描かれた作品。

後で作品詳細を見ると、この町の人たちは「自給自足のコミュニティーを作る、宗教一派メノナイトの移民達」とのこと。
そ、そうだったのか・・w

印象的なのは愛人が「奥さんかわいそう」とつぶやき
浮気されている妻は妻で「愛人かわいそう」と吐く。
それは最後の過程につながっていく・・
まるで女側二人が協力して男に一本筋を通させるために、
非現実的な出来事でもって夫に大事な事を示すかのようにも受け取れた。

男って、、最悪の状態になりやっと初めて、わが行為の愚かさに気づくんだよね〜・・(笑)

映画冒頭、男は一人むせび泣き、時計の振り子を止める。
あれは浮気の前なのかどうなのか。
自分の結婚生活か何か人生というものに悲観しその後浮気したのか
それとも不貞している事ににないているのか。
その判断が自分にはつかなかった。そこの違いでまたいろいろ思いも変わってきそうだが。
そこに関わらず、ちゃんと理解できてなかったからぐっと来るものも薄かったのかな。


【受賞メモ】
◆2007 年カンヌ国際映画祭 : ・審査員賞

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おなじ月の下で(2007)
2008-09-28 Sun 03:24
おなじ月の下でおなじ月の下で1
<LA MISMA LUNA>
2007年メキシコ・アメリカ製作(106分)
監督 : パトリシア・リヘン
出演 : ケイト・デル・カスティージョ,エウヘニオ・デルベス,エイドリアン・アロンソ 他
〔ジャンル:ドラマ〕
■2008年第5回スペイン・ラテンアメリカ映画祭上映&鑑賞
これは普通に面白いし、いわゆる「感動モノ」だった。
何カ所もウルウルさせられ、ラストはモロ泣いてしまった

お話は「母を訪ねて〜」系のもの。
家族を養うため、仕事を求めメキシコからアメリカに不法入国した母親。そしてメキシコでおばあちゃんと残り暮らす子供の物語。
本当に帰ってきてくれるのか時折不安になりながらも母親と再び一緒に暮らせる日を待ちわびるカリートだったが、ある出来事をきっかけに一人母親を探しにアメリカへ密入国する・・・

この子供カリートが9歳ながらとってもおマセでしっかり者。出会う人みんなに好かれるキャラ。めっちゃ可愛かったわぁ。

彼が旅立ってから次から次へと困難に遭遇するんだけど、アメリカに暮らす同郷の人たちの協力を得て、少しずつ母親がいるであろうロスへ近づく。
うまくいきすぎな感はもちろんあるんだけど(^^ゞ嫌みはなく、
(ちゅうか少々クサめでも許せるノリ
母親側と子供側のシークエンスが交互に描かれ、展開もポンポンとテンポ良く進んでいく。

途中で出会った不法入国者の男性と徐々に仲良くなってくプロセスも無理なくて良かった。

それにしても、母親に好意を寄せるあの男性はマジいい人だったねぇ。そして不思議とだんだんかっこよく見えてくるし(^^ゞ

本作「全米で興行収入10位にランクイン」したそうだけど、日本ではきっとまた大した宣伝もされずの公開になるんだろうなぁ。。
大手配給会社が買ってバンバン宣伝すればシネコンレベルの箱でも十分いけると思うのに。万人受けもすると思うしねー。


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ビバ・キューバ(2005)
2008-09-28 Sun 03:22
viva cuba<VIVA CUBA>
2005年キューバ・フランス製作(80分)
監督 : フアン・カルロス・クレマタ、イライダ・マルベルティ
出演 : ホルヘ・ミロ、マル・ブロチェ、ラリサ・ベガ
〔ジャンル:ドラマ・コメディ〕

■2008年第5回スペイン・ラテンアメリカ映画祭上映&鑑賞

ハバナで暮らす小学生の女の子マルと男の子ホルヒート。
お家もお向かいさんの二人は大の仲良し。
しかしマルが母親の都合で海外に引っ越すことに。
離れ離れになりたくない二人は離婚して遠くに住むマルの父親に救いを求め、家族に内緒でこっそり二人旅に出る・・。
************

キューバが舞台だけに、小学校の朝礼でチェ・ゲバラへの敬礼、
カストロ派の家庭、など政治背景もちらほらと現れながら、
でもなんやかんやで子供が自分達だけで未知の世界へ飛び出す初めての冒険物語として気楽に見られる作品。
ファンタジックな(マンガチックな、というべきか)要素も結構織り込まれている。

基本元気で仲良しな子供達ならではのエピソード展開、楽しいノリで話が進む中、子供目線、大人目線の違いもわかりやすく出ている。

子供たちのプチ反乱に、ソリの合わなかった大人たちの距離も縮まり
いい未来への「きっかけ」が起きたのかと思いきや、
車でブーンと先回り。
子供たちの長い旅路はなんだったんだと言わんばかりに
ちゃっかり例のモノも確定させ、
どうあがいたって何にも変わらないのかと、
さながら社会の大きな権力に押し潰される無力な平民の縮図のようですかね。
大変ながらとっても楽しかった旅の道中の思い出むなしく、
子供たちのいたたまれない思いに残された行き先は・・。
・・・比喩としてあのラストはありだと思うし、この映画全体のテイストともマッチしていたと思う。
ラモリスの「白い馬」のエンディングもちらっと思い起こした。
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デフィシット
2008-09-28 Sun 03:20
deficit posterdeficit
<DEFICIT> メキシコ(79分)
監督 : ガエル・ガルシア・ベルナル
出演 : ガエル・ガルシア・ベルナル、カミラ・ソディ、ルス・シプリオタ 他
〔ジャンル:ドラマ〕
■2008年第5回スペイン・ラテンアメリカ映画祭上映&鑑賞
とうとう来ました。ガエル・ガルシア・ベルナルの初監督作品
しかし残念ながら(当然ながら)多忙の彼本人は本映画祭大阪会場にはもちろんのこと東京会場にも来れず。
代りにビデオレターをプロデューサーに託し、日本の観客に向けてメッセージをくれていた。

舞台はメキシコ郊外の豪勢な別荘。
作中ほとんどの時間、この建物の中のシーン。

主役の青年クリストバル(ガエル)はこの別荘主の息子。
裕福な家庭だったが、実は親は詐欺まがい(?) な仕事で財を築き、現在雲隠れ中。
クリストバルとその妹はある夏の暑い日お互いの友人を別荘に呼んでパーティーを催し、ばか騒ぎを繰り広げるが・・

ずっと心の中には別の悩みを持ちながら、そこから目をそらすように騒いでみたり、友人達の前で平然を装ってみたり。
別荘の世話人にやさしく接しながらもその実見下している意識も垣間見えつつ、悶々としたものが弾けたパーティーの中でくすぶってる。

ああいうパターンのラストに入るまでに、
それならばあのパーティーの間、もう少しいい意味で観てる側がイライラするような、精神的圧迫感があればよかったのにね、なんて思った。

キューッときそうなシーンに、キュッともこなかった。
あぁ、おわっちゃうぞーー、これ・・って冷静に見てしまってた。
ガエルのキュートさや、“スレスレ”“爆発”演技はよかったけどね。やはり。

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シティ・オブ・メン(2007)
2008-09-06 Sat 17:45
シティオブメン

シティオブメン2


<CIDADE DOS HOMENS>
2007年ブラジル製作(106分) /2008年8月9日日本公開
監督:パウロ・モレッリ
製作:フェルナンド・メイレレス,パウロ・モレッリ他
製作総指揮:マリーザ・フィゲイレド
原案:エレナ・ソアレス,パウロ・モレッリ
脚本:エレナ・ソアレス
撮影:アドリアーノ・ゴールドマン
音楽:アントニオ・ピント
出演:ドグラス・シルヴァ,ダルラン・クーニャ,ジョナサン・アージェンセン,ホドリゴ・ドス・サントス,カミーラ・モンテイロ 他 〔ジャンル:ドラマ/犯罪〕 
シティ・オブ・ゴッド」に続き、ブラジル・リオデジャネイロのスラム街ファヴェーラのドラマを描いた「ファヴェーラ・サーガ」第2弾

シティ・オブ・ゴッド」で一躍注目され、その後「ナイロビの蜂」「ブラインドネス」を創ったフェルナンド・メイレレス監督は本作では製作に回り、本作はメイレレス監督と長年の仕事仲間であるパウロ・モレッリ監督がメガホンを取っています。

シティ・オブ・ゴッド」の後、本国ブラジルでは同TVシリーズも製作され(監督はパウロ・モレッリ)、本作はそのTVシリーズの続編にあたります。
(時代設定も映画前作は60年代末から80年代初頭で、今回は現代)

あの衝撃!の「シティ・オブ・ゴッド」では、
過度の犯罪やドラッグが横行した激しい状況と展開がテンポ良く描かれていたけど、
本作を観るにあたってはそこと同じテイストを期待しないようにするのがベターだと思います。

もちろん本作でもギャングの抗争なども描かれるし、
「〜ゴッド」程ではないにしろ、ハンディカメラにより窮屈な街を動き回るリアル感や、映画トータルのテンポ等それなりにありますが。
前作との大きな違いは、
今回はTVシリーズの主人公だった2人、18歳になったアセロラとラランジーニャを中心に「友情」、「親と子」辺りをテーマにしたドラマであると言うこと。
なので、感情面重視で観ていただきたい。
逆に今回は、スピーディーなテンポでなく結構「貯めた間」を利用した場面も多かった。

ストーリーそのものはTV版を観てなくてもは全然わかります。
また、要所要所にTVシリーズの映像がインサートカットされますし。

リオの地元の人たちにも恐れられている、殺人や犯罪が日常茶飯事のファヴェーラの中で、直接悲惨な体験をする人の姿、悪に手を染める事無く生きていこうとする人々の姿がしっかり描かれています。

ファヴェーラの様子を本作で初めて観る人には十分、街の実情に結構な衝撃も与えちゃうと思いますし。

TVシリーズも2002〜2003年分のみながら鑑賞済みの私にとっては、
アセロラとラランジーニャにすっかり愛着を持っていたので感情移入して見ることが出来、
これ単体で観るより一層楽しめたと思います。

なので、「シティ・オブ・ゴッド」も必見だけど、TVシリーズも機会があれば本作を観る前に観ていただきたい。一話完結物で、主役2人が生き生きと描かれています。

ちなみにアセロラ役の男の子は「シティ・オブ・ゴッド」であの“リトル・ゼ”の子供時代を演じ、映画ポスターやDVDジャケの写真(画像こちら)にもなってるあの重要な役回りの男の子。
ギャングのボス“マドゥルガド”も、ラランジーニャも、その他複数が「ゴッド」も「メン」にも出てるようです。(また見直さねばね〜(^^ゞ)

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ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン(2007)
2008-08-31 Sun 15:02
レッドバルーン1レッドバルーン2
<LE VOYAGE DU BALLON ROUGE>
2007年フランス製作(113分)
2008年7月26日より日本公開
監督: ホウ・シャオシェン侯孝賢
製作: クリスティーナ・ラーセン,フランソワ・マルゴラン
脚本: ホウ・シャオシェン,フランソワ・マルゴラン
撮影: リー・ピンビン
出演: ジュリエット・ビノシュ,シモン・イテアニュ,ソン・ファン,イポリット・ジラルド,ルイーズ・マルゴラン 他
本作は、パリ・オルセー美術館の開館20周年記念事業の一環として同館の全面協力の下、「非情城市」「百年恋歌」等のホウ・シャオシェン監督によりアルベール・ラモリス監督不朽の名作「赤い風船」にオマージュを捧げ製作された。
*********
冒頭、ラモリス版「赤い風船」と同じように男の子が赤い風船を取ろうとするが、どれだけ話しかけても無理なので諦める。その後風船はその少年を追うようにふわふわとパリの上空を浮遊する。

その後のストーリーはその男の子シモンと母親スザンヌ(J.ビノシュ)の家庭を軸に描かれ、当然ながら「赤い風船」とは別物だが、作中何度となく「赤い風船」にまつわるパリの街並みを映し、そしてシモンのベビーシッターとして係る台湾人留学生で映画製作を行っているソンがシモンを主人公に「赤い風船」の撮影を始める。

物語の間ずっと赤い風船もふわふわ意図的にシモンの周囲を舞っていて、「具体的にもっと関わっていくんだろうか。」等と思いを巡らしつつ、
つかず離れずのシモンと風船との関係の妙は心の奥の特別な場所と赤い糸で繋がってるような感覚で、とても印象的だった・・・

でも、すべて見終わって、あのラストの風景をみて、
この映画の赤い風船の存在は、まるでパリ全体をいつも優しく見守る守り神のようにさえ見えた。

シモンとの交流やスザンヌ親子のドラマだけを見せた映画でなく、
経済的に決して裕福ではないが色々ある中で日々一生懸命暮らす家族、それは(きっと)ごく一般的なパリ市民の姿でもあり、そんな彼らを風船の温かい眼差しが、純粋な心の象徴が、常に見守っている。そんな感じを受けたんだ。
・・・まぁこれはほんと独りよがりな勝手な想像ですが。

ちっちゃくてとってもかわいいシモンくんには全く演技させてないんじゃないかと思うぐらいごく自然で会話も特別なものでなく、ビノシュが出てない画面は特にドキュメンタリーチックなほど。

バックに流れるピアノの旋律もとても心地よい。
中国の人形劇もまた独特の雰囲気を映画に足していて良かった。

この映画単体でももちろん素敵なものだと思うけど、
ラモリス監督の「赤い風船」ありきで見たほうがやっぱりより一層良いと思う。

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女優(2006)
2008-08-31 Sun 15:00
女優ポスター<Actrices>
2006年フランス(107分)
日本劇場未公開
監督:ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ
製作:オリヴィエ・デルボス,マルク・ミソニエ
脚本:ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ,ノエミ・ルボフスキー,アニエス・ドゥ・サシー
撮影:ジャンヌ・ラポワリー
出演:ヴァレリア・ブルーニ=テデスキマチュー・アマルリック,ノエミ・ルボフスキー,ルイ・ガレル,マリサ・ボリーニ,ヴァレリア・ゴリノ,モーリス・ガレル 他 〔ジャンル:ドラマ/コメディ〕
女優好きなテデスキ監督作で、カンヌの監督週間に出品されてた時から公開を楽しみにしてたんだけど結局劇場未公開のままシネフィル放送となってしまった。

ある女優が、40才目前になってもまだ独身で子供もいない事に焦り、悩む姿を少しコミカルな役柄にて描いた作品。

コミカルな役柄っていうより、ちょっとイタい役柄。。かな?w
美人女優で、異性にもモテてはいるが、どうしてもうまく事が進まない主人公。
教会で真剣に結婚したい、子供が欲しいと祈る。
夢にも現実の心境が影響された異性がらみのものをみる。
夢想と現実が自分の中で交錯し、心理状態もどんどん不安定になっていく。
いわゆる“アラフォー”の女性にとっての、表現しづらいヘンな焦りという感じは結構伝わってきた。
が、一部フランス人的感覚?なのかちょっと理解しにくいせりふとか感情もあった。

言い寄ってくる男にマチュー・アマルリックルイ・ガレル。監督兼任だと役得だよね(笑)うらやましい!

期待してたせいもあるかもしれないけど、トータルして私には今ひとつ面白みを感じられない映画だったな〜・・(^^ゞ
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ラスムスくんの幸せをさがして(1981)
2008-08-31 Sun 14:57
<RASMUS PA LUFFEN>
1981年スウェーデン製作(105分)
2003年日本公開
監督・製作:オル・ヘルボム,ロルフ・ハスバーグ
原作・脚本:アストリッド・リンドグレーン
撮影:ルネ・エリクソン
音楽:ビョルン・イシュファルト,ゴスタ・リンダホルム
出演:エリック・リンドグレーン,アラン・エドワール,エミー・ストーム,パル・スティーン,レナ・ブログレン 他  〔ジャンル:ドラマ/コメディ〕
孤児院で暮らす元気でやんちゃなラスムス君、仲良しのグンナル君らと楽しく日々を過ごしていたが、中々里親にも選んでもらえず、とうとう自ら里親を探す為孤児院を脱走する。
そして初めて野宿した次の朝に出会った、汚れた身なりのおじさん、風来坊のオスカルについて旅に出る事に・・。
**********
「長くつ下のピッピ」や「ロッタちゃん」シリーズで著名なスウェーデン作家アストリッド・リンドグレーンの『さすらいの孤児ラスムス』を基に作られた本作。

もうほんと、チャイルド物の極みをいく、とってもキュートな映画だわぁ。

スウェーデンののどかな風景とかわゆい子供達がそのまま絵本から抜け出たようだし、全体的な雰囲気やキャラクターもこの映画よりさらに前のクラシック映画のような感じも受けたし(いい意味で)、何といってもラスムス君のやんちゃさと可愛さ、素直さがメチャよかった。
オスカルのキャラももちろんgoodだったし。

終盤ラスムス君の選択、オスカルとの間に出来た深い絆に泣かされた後、
これで終りかと思いきや“うまく出来すぎ!(笑)”ってラストもすんなり
「ラスムスクンよかったねぇ」だし(笑)

「やかまし村」シリーズもほんとヒーリングばっちりな映画だけど、こちらも大小二人の風来坊に心癒される、素敵な映画だわっww

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ファイナル・カット(2000)
2008-08-31 Sun 14:56
ファイナル・カット<FINAL CUT>
2000年イギリス製作(93分)
2000年日本公開
監督・製作:ドミニク・アンシアーノ
製作総指揮:ジム・ビーチ
脚本:ドミニク・アンシアーノ,レイ・バーディス
撮影:ジョン・ウォード
出演:ジュード・ロウ,サディ・フロスト,ドミニク・アンシアーノ, レイ・ウィンストン,ジョン・ベケット 他 〔ジャンル:ドラマ〕

人気俳優「ジュード・ロウ」が死に、その妻「サディ・フロスト」が告別式に集まった親しい友人達の前で彼の残した1本のテープを流す。
すると生前彼が友人達を隠し撮りしたショッキングな映像がどんどん映し出されたのだ!
*****
J.ロウが彼本人として出演(ビデオ映像の中で)、妻役も当時本当の妻だったフロスト、告別式に集まった友人達も全て本当の仲間達が演じる。

企画とキャスティングの仕方は面白いと思うんだけど、結局映画自体は中途半端な感じだったなぁ(笑)

ドキュメンタリータッチで撮られ、ビデオで自分の秘め事などを露にされた友人達の怒りや動揺はリアルっぽく感じられるけども。

結局ジュード・ロウが語る「友人を隠し撮りする目的」は、
それによって暴かれた秘密の度合いに比べて弱いし(笑)
友人だったらその場で削除しても良くない??
 ・・ってその役の人柄にまず引くし(あ、うわべだけの友人って設定か!?w)

そして実際に本人達の前でテープを流した妻の本当の目的が(これが映画のオチの部分)明らかになっても、なんかねぇ、それもそこまでと同じ調子で淡々としかこっちに伝わってこなくてね。
う〜ん・・と思いつつ終わりました。

親友と言いつつ裏では・・と言った表面的なつきあいの醜さ、秘密を暴露された時の人間の本質などを興味深く取り上げようとしてる話なので、人間不信にすぐなりやすい方は鑑賞にはご注意いただくべきでしょうかね^_^;

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赤い風船(1956)&白い馬(1952)
2008-08-15 Fri 20:44
1950年代製作のラモリス作品2本「赤い風船」と「白い馬」が2007年にデジタルリマスターされる。
同年のカンヌ映画祭に今回は監督週間作品として再出品され、そして日本でも劇場リバイバル公開となった。
日本で「赤い風船」再上映プロジェクトみたいな運動が起こって実現したらしい。
ずっと、観てみたかった作品なのですごく嬉しい。

また、台湾のホウ・シャオシェン監督により、パリ・オルセー美術館の開館20周年記念事業の一環として同館の全面協力の下、本作にオマージュを捧げた「ホウ・シャオシェンのレッドバルーン」も製作されている。間もなく日本公開。
主演はジュリエット・ビノシュ。そして子役がめちゃくちゃ可愛い!こちらもすごく楽しみ♪

赤い風船&白い馬