|
2007-02-25 Sun 20:19
突然送られてきた1本のビデオテープから、主人公家族の日常が一変する。 誰が?何の目的で? テープの送り主を探し出そうとする形で大枠は進んでいき、不安に陥る家族はそのせいでギクシャクしていくのですが、既に皆さんご周知のとおり、これは犯人捜しが目的の映画ではない作品なわけですよねー。 過去の“記憶”が心の奥底に残る二人。 主人公が犯人探しをしていく過程でそれぞれの“罪”、“傷”が違う形で露呈していきます。 片方は、どのくらい過去の記憶に囚われ病んでいたかを推測するのは難しいですが、結果、ショッキングな結末を選択します。 そして、事態は混沌としていく中、いったいどんな風に進んでいくのかと思っていた矢先、主人公と、ある人物との会社のトイレの中で発せられた台詞、 『人の●●●●〜』(←言葉濁してますw)・・に、ハッ!とさせられました。 この映画は、これを見せたかったのか。。と。(もちろん、私の勝手な解釈w) この作品が謎解きが目的でなかったにしろ、もしラストシーンで私が解釈した犯人がそうだったとしたら、犯人を知った事で 『 主人公の“一人相撲”的な所から事態をさらに大きくさせてしまった 』という見方もよりふくらみ、 一段と、深層心理が及ぼした愚かな状況に、怖さを憶えました。 ・・『 人の●●●●(やましさ)が影の犯人 』とも言えるでしょうか。 (※上記『 』内はトータルした解釈を書いたので一応伏せてます。 反転は映画をご覧になった方だけどぉぞ!?w全く的外れだったらネタバレでもないし、あ〜ハズカシ(笑)) BGMも無く、固定カメラ長回しで目の前の様子を淡々と映し出していきますが、時には見せられているそれがビデオの映像のものだったり、静かな緊迫感を生み出してくれたりと、十分な効果を味あわせてくれます。 もちろん、ある程度のメッセージを見せときながら、解釈はご自由に。と言い放つ(?)このスタンスもハマる要素の一つでしょう。 今までこの監督さんのはこの作品と『ファニーゲーム』しか観た事なかったですが、今月もう少し他の作品も見せてもらって改めてそう思います。でもほんと他の監督さんであれこういう観客に放り投げるタイプの映画でまとまりと面白みが出るのって、凡人にはわからないレベルの緻密な計算上に成り立ってるんでしょうねーー。 ハネケさま作品には「ある程度のメッセージ」すらわからなかったものもありますが〜(´∀`;) (旧ブログより引越し分) |
|
|
|
|
||
| 管理者だけに閲覧 | ||
|
|
||
|
|
|
| ◇◆記憶のキロク◆◇ |
|































































































