
<PROXIMA SALIDA>
2004年アルゼンチン(110分)
日本公開:2008年4月12日
監督:ニコラス・トゥオッツォ
製作:マルコス・ネグリ,パブロ・ラット
脚本:マルコス・ネグリ,ニコラス・トゥオッツォ
撮影:パブロ・デレーチョ
音楽:セバスティアン・エスコフェット
出演: ダリオ・グランディネッティ,メルセデス・モラーン,ウリセス・ドゥモント,パブロ・ラゴ,バンド・ビリャミル,オスカル・アレグレ 他 〔ジャンル:ドラマ〕
またもや映画の概要をほとんど観ず、勝手な想像でのんびりした映画かと思って行ったら、
結構、いやかなり?労働者達の苦悩を真っ向から描いた社会派映画だった。
けど切り口は決して堅苦しくも小難しくもないです。
'90年代初め、民主化の嵐に見舞われたアルゼンチンの労働者達にスポットをあてた本作。
国鉄も民営化され、それを機に自主退職という建前にて
実質は解雇された鉄道員たちのその後を追う形のストーリーで、
内容そのものは結構重いものだったりします。
解雇されたおっちゃんたちの哀しく切ないエピソードが次々物語にかぶさっていくのだけど、
このまま映画は社会への不満をぶつけまくりのみなのかと思いきや・・
自分たちに出口を探す力はあるのだと、そして本当に出口はあるのだと、
状況の悪化を決して他人本位にならず描かれていたところが、
素直に好感を持てた映画だった。ま
たその前向きなメッセージを描く直接的な映像には子供たちを使っていたのもまたなんかはまったのかな。
とある国のとある時代の労働者だけに限らず、全ての状況及び社会に身をおく人たちに通じるメッセージがこめられた、絶望の淵から希望の光の道筋を残してくれた作品。
苦境に喘ぐおっちゃんたちはどこか滑稽でもあり、そしてとても人間味溢れて描かれているのも良かったんだろうな。
良くあると言っていい位のテーマではあるけども、満腹拒否症状は全く出ずでしたよ。
なんか良かったです♪
多分主人公?の男性、見たことあるけど誰だったかさっぱり思い出せず、後に調べたらトーク・トゥ・ハーの人だったんだ!(うまく愛せなかった記者のほう)すっきり。
あとは全然知らない人ばかりと思いきや、
ゴメス役のおっちゃん&カルロスの妻役の人もモーターサイクルダイアリーズに出てるらしい。
モーター見直してみないと全く記憶に無いよ(´∀`;)
【受賞メモ】
◆フランス・アミアン映画祭 : ・観客賞 ・審査員特別賞 ・SIGNIS賞
◆コロンビア・カルタヘナ映画祭 : ・最優秀新人監督賞 ・批評家賞
◆スペイン・パンプローナ映画祭 : ・最優秀賞