<2008年1月追記>
※劇場公開決定:2008年3月より順次※
※映画邦題を映画祭上映時「タクシデルミア」から劇場公開用タイトルに変更※



<Taxidermia>
2006年ハンガリー / オーストリア / フランス( 91分) 日本公開:未定
監督: ジョルジュ・パールフィ
原作: ラヨシュ・パルティ・ナジ
脚本: ジョルジ・パールフィ,ジョーフィア・ルットカイ
製作: ガボール・ヴァラディ,ぺテル・ミスコルジ
音楽: アモン・トビン, アルベルト・マールコシュ
撮影: ゲルゲイ・ポハールノク
編集: レーカ・レムヘーニ
美術: アドリエン・アスタロシュ
衣装: ユリア・パツコシュ
録音: タマス・ザーニ
出演:チャバ・ツェネ,ゲルゲイ・トローチャーニ,ピロシュカ・モルナール,アデール・シュタンツェル 他 〔ジャンル:ドラマ〕
■第14回大阪ヨーロッパ映画際(2007年11月23日〜25日)にて上映、鑑賞。
来日ゲスト:ジョルジ・パールフィ(監督),ジョーフィア・ルットカイ(脚本家)
映画祭パンフにはジャンルに「ファンタジー」マークもついてた^_^;
まぁ、不思議な世界ですわね。かなりブラックな。
いろんな意味でキッツい作品だった(笑)
紹介画像からイメージしてたテイスト通りで度合いは想像以上w
ハンガリーを生きた親子3世代の物語を3つのパートに分けて描いていく。
・祖父は性欲
・父は食欲
・息子は、、死体の保存への執着、とでもいおうか。
3世代とも、欲を渇望し、満たされぬ現状に苦悶し、哀しい末路をたどる。
そして最後は皮肉にも見ず知らずの第三者が彼ら家族の人生を語り、持ち上げ、高みの見物をする・・
生々しい内臓、男性のシンボル(一部は本物そのままだよね!?)、水のように流れる嘔吐、太りすぎてもはやこの世のものとは思えないほどの醜い体、体の切断、etc・・
とにかく見せ方が、グロいとまではいかないが、十分濃い&キツイ(笑)
見終わった後はちょっとお疲れって感じw(いい意味でねw)
最初の祖父のパートが一番キツい&内容濃かったかな(笑)
とはいえ、どれもすべて人間の持つ普遍的欲望に付随する部分でもあり、すごく極端な状況で描いているもののそこにあるのは実はごくシンプルなことではないのかという気もする。
あと、最後の息子の行為ってすんごい深い、というか、興味深い(というと御幣があるかもだけど)ものだと思うんだよねぇ。
彼のパートもぐちゃぐちゃの内臓やら某場所の切断とかキツイ映像ふんだんだけど、彼そのものの得体の知れぬ心理がもっと、得体の知れぬままの雰囲気でいいからグワッと来てたら個人的にはさらに嬉しかったかも。
まぁでも、かなり見ごたえあって面白かったですよ。
監督は本作上映前の挨拶で、激しい映像の中にある哲学他を読みとってくれれば。と言っていた。
鑑賞後のディスカッションでは人の心の醜さよりも体が見せる醜さの方がマシとかなんとか言ってた。
その場でメモでも取らないと、結構忘れてるなぁ。せっかくのディスカッションなのにね(笑)もったいない^_^;