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2007-10-20 Sat 23:51
タイトルやジャケから想像していたイメージよりも主人公の男の子の境遇は切ない設定だった。かと言って、映画全体のテンションが重々しい訳でもない。 大人びているようで純粋な子供心に沿ったようなやわらかなタッチで描かれた作品。 母親は自分が生まれてすぐに家を出、一緒に暮らす父にはいつも、母と出て行った(と思っていた)兄と比較され、そのうち父にも捨てられ、その父は一人自殺・・ そんな少年にそっと手を差し伸べてくれたのは近くに住む食料品店の主人、年老いたトルコ人のイブラハムだった。 家庭に恵まれない少年にとっては、裏通りの娼婦達の方がよっぽど心打ち解けやすく、また、自分を見てくれていると実感でき、様々な事を優しく教えてくれ、手を差し伸べてくれるイブラヒムおじいさんが特別な存在になる事は当然の流れだった。 イブラヒムおじさんにしても、モモの存在はかけがえの無いものであり、二人は本当の家族以上の存在になっていく。 今まで辛い事があっても、こぶしを握り締め我慢していた少年が 終盤おじいさんに言った「怖いよ」という言葉が特に心に残る。 「コーラン」の教えが随所におじいさんの口から出てくるけど、決して宗教の押し付け的な感覚は受けない。 伝わってくるのは、宗派などに関係なく素直に心に響く、人として心に留めておきたい大事なメッセージ。 ちょっと切なくそして温かくもなれる素敵な映画ですねぇ。 このイブラハムおじいさん、アラビアのロレンスとかのベテラン俳優さんだったよぉ。 イザベル・アジャーニも、めちゃチョイ役で出演してたぁ。 原作者の人は、イスラム教だけでなく他にキリスト教も仏教もそれぞれ題材にした作品を書いているそうだ。 それを読んで変に少し嬉しかった。偏っていない証を見たようで。 |
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そうそう!原作者の人、他にキリスト教と仏教の作品も作ったらしいですよね!この作品が、最終章らしいと聞いて、他の2作品はどんな感じなのかなあ、って思いました!
他の作品も映画化されてるんですかね??
私ももし映画化されてるなら観てみたいです!^^ |
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| ◇◆記憶のキロク◆◇ |
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