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2007-10-02 Tue 20:39
脚本: トム・ティクヴァ,アンドリュー・バーキン,ベルント・アイヒンガー 撮影: フランク・グリーベ 音楽: トム・ティクヴァ,ジョニー・クリメック,ラインホルト・ハイル 演奏: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 出演: ベン・ウィショー,ダスティン・ホフマン,アラン・リックマン,レイチェル・ハード=ウッド,アンドレス・エレーラ,サイモン・チャンドラー,デヴィッド・コールダー,カロリーネ・ヘルフルト,ジョン・ハート(ナレーション) 他 〔ジャンル:ドラマ/サスペンス〕 時は18世紀。パリの魚市場で生み捨てられたグルヌイユは究極の嗅覚を持っていた。 育児所に預けられ、13歳になるとぬめし革製造の作業場に売られ、常に辛く厳しい生活を強いられていた彼はそんな中を淡々と生き過ごし、 やがて青年になった頃、一層様々な香りのたちこめるパリ市内へ足を踏み入れ、運命の香りと出会う事になる・・・ 面白かったじゃん・・・ハァ・・ 劇場公開行く予定だっただけに逃した事が悔やまれる。 なぜか近年のコスプレ物(というか最近の歴史劇?)には逃げ腰になってたところのある私、(それが劇場鑑賞を逃した原因の一つでもあるのだが)でもこれは一線を画していた。(あくまで私の中で。) それにしても「匂い」というものを観ているこちら側もこれだけ体感した気分になれるというのはほんとすごいね。 映像の作り方だったり、役者の演技だったり。あとなんだろ。 とにかく主役の人もすごく良かった。 自分が“生”に拘ってきた理由を知る事になったあの運命の香り(女性)との出会いなんて、本当に恍惚とした雰囲気がとても特別なものを発見したんだとすごく伝わってきた。 「匂い」への執着、そして、彼のずば抜けた嗅覚の力が違和感無くすんなり納得できるつくりだった。(どこがどうと言われると素人には言葉にできないけどww) 彼が犯す罪(殺人)についても具体的なシーンを見せない事で、それはあくまで究極の香りを作る使命にとりつかれた彼にとって、ただの作業の一環であると淡々と語る。 話題にもなっていたあの大勢の人が全裸になっているのもこういう事だったのね。 あまりに有り得ない出来事なのに(笑)それが究極の香りのパワーを表現するのに他に無いだろうと思わせるぐらいのものだった! 特別な力を持って生まれてしまったが故、数奇な運命を自ら作り上げてしまった哀しい男の物語。 もし同じ力を持っていたとしても、彼が愛し愛される事を、人間との交わり方を教わっていたなら、こんな路は辿らずに済んでいただろうに・・ 観終わった後、余韻もたっぷりだった。 |
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| ◇◆記憶のキロク◆◇ |
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