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2007-09-02 Sun 21:55
『素晴らしき放浪者』って、そういう事ね・・ と、見終わって改めて噛みしめたくなる。 ヒジョーにこれ、素敵な映画ですなぁ。 ワタクシが偉大なる巨匠ルノワール様の事をどうこう言える訳も無く、 私には計り知れない様々な計算がなされているだろう事でしょうが、深い所まで判ってなくても気に入ったものは仕方が無い^^;プッ なんと言っても浮浪者ブーデュ役のミシェル・シモンの怪演が光る。 決して物乞いするわけでもなく、金を恵まれれば何の価値もなげに金持ち男性にくれてやる。 彼の目から見れば、人を見て犬を探すかどうか決める警官も、階級だのなんだのも、全く持って理解できない価値、意味のない感覚なんだ。死のタイミングや理由についても。 ただただ無法者の浮浪者が自由気ままに動き回るだけじゃなく、社会的常識、一般人の括りを問われてる感じというか・・ ブーデュを救った本屋の親父は、最初ブーデュを一目見て「素晴らしい」と言った辺りは金持ちの変わった趣向の1つ、上からものを見たいやらしい戯れかとも思ったけど、 やっぱり他のブルジョワよりはずっと心豊かな人間なんだろう。 最後の女性二人を肩に抱くシーンはとても印象的。 ブーデュは大金も花嫁も自分の人生に於いて拘るべきものでなく、 彼はただ、優雅に、河に浮かび流されていく・・・ どうも、うまくいえないけども、なんだか不思議に「素敵だ」と思った映画だった。 |
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| ◇◆記憶のキロク◆◇ |
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