まったり、のんびり、綴っていきたいなぁ。。人生もw
サン★ロレンツォの夜(1982)
2007-07-23 Mon 00:31
サン★ロレンツォの夜 <LA NOTTE DI SAN LORENZO>
1982年イタリア(107分)

監督:パオロ・タヴィアーニヴィットリオ・タヴィアーニ
製作:ジュリアーニ・G・デ・ネグリ
脚本:パオロ・タヴィアーニヴィットリオ・タヴィアーニ,ジュリアーニ・G・デ・ネグリ
撮影:フランコ・ディ・ジャコモ
音楽:ニコラ・ピオヴァーニ
出演:オメロ・アントヌッティ,マルガリータ・ロサーノ,ミコル・グイデッリ 他 〔ジャンル:ドラマ〕

第二次大戦中、イタリア・トスカーナ地方。
敗戦を感じ取ったドイツ軍及びファシストは村を焼き払っていくという暴挙に出る。
サン・マルティーノに住む人々はファシストの言葉を信じて教会に逃げ込めば救われるという団体と、アメリカ軍との遭遇を求めて町を脱出する団体との2つに別れることに・・

役者は2人だけであとは全て現地の住人を使って撮られたという作品。
また、監督のタヴィアーニ兄弟自身が小さい頃体験した事を元に創られた話だそうです。
【サン・ロレンツォの夜】とは、8月10日、流れ星に願いを込めれば夢が叶うと言われる言い伝えの夜の事。

哀しくて、悲惨な現実なんだけど、どこかちょっと滑稽というか、ユーモアが交えてある。

ファシストとの戦いってのは結局同郷人同士で殺し合うのですから、単純にそれだけでもほんと切ない。
それが素人の演技だからなのかわざとの演出なのか、大げさに描いた描写・幻想だからなのか、どこか面白みが足されていて・・

もし1,2日ずれていたら、あの日ファシストに見つからなければ、
開放の日はすぐそこだったのに・・
ラストに流れるナレーションの、「本当の話にもハッピーエンドはある」って言葉もチョット切ない。
重いし、それに、ハッピーエンドに至るまでにはもちろん相当の犠牲もあるわけだし・・

最後、雨に打たれてあの老人は何を感じていたのだろう・・


この物語の中で小さい子供だった少女が大人になり、自分の子供に向けて話す昔話。という形でストーリーが始まり、そして締められます。

画の雰囲気もとても好みです。
【受賞メモ】
◆1982年カンヌ国際映画祭 : ・グランプリ(審査員特別賞)
◆1983年全米批評家協会賞 : ・作品賞  ・監督賞
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