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2007-06-29 Fri 17:05
〔ジャンル:ドラマ/青春〕 そりゃね、単純に6時間という長さをずっと観るのは何かと大変かもしれないけど、でも最後まで飽きることなく観られる作品でしたよ。チャレンジする価値はそれなりに有るのでは。 一才違いの兄弟を中心とした家族ドラマでこの長さ・・?と思いながら暫くは観てたんだけど 結局これはこの二人を軸に、「イタリアの時代」そのものを描きたかったんだなぁ〜。と感じました。 1970年代から2000年代の三十数年間、イタリアの情勢と兄弟の人生が巧く絡ませてあった。 まぁ、とは言えやっぱりメインは主役兄弟の性質とその人生経路な訳でありまして。 お話しは彼らが子供だった時代から始まります。 ごく一般的な家庭で育った4人兄弟の真ん中二人。比較的温和で且つ明るく聡明な兄、ニコラ(ルイジ・ロ・カーショ)と、見かけによらずとても繊細で複雑な感性を持つ弟マッテオ。対照的なようだけど二人はとても仲が良かった。 そんな二人に最初に訪れた人生の転機は、精神病を患う女性ジョルジアとの出会いだった・・ マッテオはジョルジアともうまく意思疎通が出来ず、彼女を守ってやりたかったのに結局お互いが傷ついてしまう。 その後も自分で自分をもてあまし、うまく感情を抑制できない不器用な彼。とてもナイーブな心の持ち主。軍隊に入っても警察官となっても、常に問題を起こしてしまう。でも本質はすごく優しさもあって・・ ニコラは精神科医師となり、他の病院で不当な扱いを受ける患者の救出等も手がける。 妻子を設けるが妻が左翼の「赤い旅団」メンバーに入ってしまう等悩みを抱える。 時間が長いだけあって(くどい!?w)すごく丁寧に丁寧に、人物描写がなされています。 もちろんこの二人だけではなくその周囲の家族・友人の人生もじっくりと追っていきますし、イタリアの時代背景、社会批判もさりげなく織り交ぜられています。テロ行為、腐敗政治、マフィア問題、などなど・・ エンディング手前の、マッテオの亡霊から解き放たれる二人の様子には、そこに至るまですっかり感情移入してしまっていた為ほんとホッとしてしまったよw 最後は、めぐりめぐって始まりに戻る・・ってな感じでキレイな形で締めくくります。 決して無駄に長いという訳ではないと思いますよ。 |
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| ◇◆記憶のキロク◆◇ |
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