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2007-05-21 Mon 11:27
ブエノスアイレスのある一角にある商店街(ガレリア)では色んな個性をもった商人達が今日も商売に勤しんでいる。みんな顔見知りでちょっとしたファミリアみたいな温かさもある。 そんな中、主人公の青年が経験するちょっとした人生の成長過程を少し切なく、でもふんわりあったかく描いた作品。 ハンディカメラの多用で商店街の躍動的な様子やドキュメンタリーチックな雰囲気が強調されています。 主人公はガレリアで下着店を営んでいる女性の息子。 父親は青年が小さい頃に家を出ており、ずっと会っていない。 彼は最近、ポーランド人になってヨーロッパへ移住する決意をしていた。ポーランド出身のユダヤ人である祖父の証明書を利用して。 愛着のあるガレリアだけど、何かこのままではいけないような、外に出て人生を変えないといけないような、そんな誰もが一度は抱えそうな不安のようなものを悶々と心に溜めていた・・ そういったところの彼の心情や、ほとんど記憶に無い父親が突然現れて思わず逃げて走ってしまう所、そして両親の別れた経緯について秘密を知ったあたり等色々、メランコリックになりそうな話をしんみりさせずにうまく面白みをもたせて描かれてて、彼の感情が自然体で表現されてるというか、うまく表現できないけど、よかったw ある一角の商店街が舞台で、そこに息づく人たちの人間模様が描かれてる訳なのでそんな大きな展開が用意されてるわけじゃない。でも、最後まで飽きさせず、そしてほっこり温かくなれる。 【受賞メモ】 ◆2004年ベルリン国際映画祭 : ・審査員特別賞(銀熊賞)『ダニエル・ブルマン』 ・銀熊賞(男優賞)『ダニエル・エンドレール』 |
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| ◇◆記憶のキロク◆◇ |
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