|
2007-05-01 Tue 16:28
シドニー・ルメット監督による密室劇の大傑作の1つ♪ 最先端ハイテクノロジーの故障により、巡回中の戦闘機にロシア攻撃の命が誤って下される。 一旦その命令が発動されてしまうと、どんな連絡が誰から入ろうとも、相手がたとえ大統領であっても、敵の罠かもしれないので絶対に信じないと訓練を受けているパイロットたち。実際、彼らは何を言われても侵攻をやめなかった。 大統領はロシア側と連絡を取り、事情を話し、あくまで誤作動によるもので戦争ではない事を伝える。そして、一緒になって戦闘機を止める(ソ連の追撃をお願いする)手段を考える。 誠意が伝わるのか、信じてもらえるのか、相手の態度は本当なのか、密室の中繰り広げられる大統領役ヘンリー・フォンダの演技はまさに圧巻! そして、別所の密室、作戦会議室では、主要な政治家たちが様々な議論を交わす。 特にウォルター・マッソー扮する教授の台詞とそれに対する閣僚たちの台詞などは何度観てもとても興味をひく。リズム良くパンパン繰り出される台詞だけどすごい重いこと発してる。 戦闘機の中と司令室、閣僚達の会議室と大統領執務室。ほとんどこれらの密室の中で起こる会話劇だけでもって今観てもこれ以上無いのではないかというほどのスリルとサスペンスを体験させられる。 SFとは言え映像に現代のような最先端のCGがあるわけではないけどその危機感は最大限に伝わってくる。 さらにあのエンディングはきつすぎる・・・ ルメット&フォンダだと『十二人の怒れる男』も大好きだけど、これも本当に大好きな映画! ハイテク進歩への危惧。辛辣に皮肉った作品。また完璧な指揮系統マニュアルと忠実な戦闘員の行動も逆に大きなあだとなって返ってきてしまう所も考えさせられる。 同時期に作られたキューブリックの『博士の異常な愛情』側から盗作だと訴えられてしまい、公開まで時間がかかってしまったようで。確かに設定は酷似してるけど映画の描き方や魅力は全く別物だと思うし、そんな事する必要なんか全然なかったと思うのに。どっちもそれぞれの面白みがあるし。 もしどっちかを選べというならば個人的にはこっちだけど^^; |
|
|
|
|
||
| 管理者だけに閲覧 | ||
|
|
||
|
|
|
| ◇◆記憶のキロク◆◇ |
|































































































