死者の部屋(2007)
死者の部屋<LA CHAMBRE DES MORTS>
2007年フランス(118分)
2007/11/14フランス公開
日本公開:未定
(2008年フランス映画祭にて鑑賞)
監督: アルフレッド・ロット
製作:シャルル・ガソット
撮影監督:ジェローム・アルメラス
出演:メラニー・ローラン,エリック・カラヴァカ,ジル・ルルーシュ,ジョナタン・ザッカイ,ローランス・コット 他
 〔ジャンル:サスペンス・ドラマ〕 

作品画像を観て、ちょっと個性的な作風?変わった切り口?なんて思って観てみた。
実際のところは作風が変り種、と言うわけでなくだった。

主人公は若い女性刑事。
儀式殺人という猟奇的な事件を捜査する彼女を中心に描かれる。
しかし、単純に刑事物・謎解き物、といった作品ではない。
ナイーブな心を捉えた人間ドラマ要素の強い映画。

冒頭映し出される子供時代の恐怖の体験は誰の過去か。
主人公のものなのか。それとも・・。
途中から徐々に過去のトラウマと現在の人物の立場が判明していく。

また、偶然全く違う角度からその殺人に関る事になってしまった、リストラされた男二人など、他にも伏線が結構絡んでくる。

これはあんまり内容を書かない方がいい話だと思うんだけど
とにかく、共に幼少に深い傷を負った二人が必然のように再び出会い、そこまでの人生と今の姿が浮き彫りになるとともに、
計らずも過去との決別のときがやってくる。
その形はあまりにも違いすぎるけども・・・・

坊主の女性と運転手たち二人の男3人の倉庫のシーンはかなりグダグダ感も感じたんだけど(笑)
(それぞれ隙ありすぎで速攻拳銃取り返せるやん、みたいなさぁw)
でも普通に面白かったすよ。これ。

スリルを存分に感じれるサスペンスというものではないので
そこはお間違いなく。かな。

テーマ:フランス映画 - ジャンル:映画

【2008/03/22 17:50】 | ヨーロッパ映画 | トラックバック(0) | コメント(2) |
食料品屋の息子(2007)
食料品屋の息子<LE FILS DE L’EPICIER>
2007年フランス(96分)
2007年8月15日フランス公開
日本公開:未定
(2008年フランス映画祭にて鑑賞)
監督:エリック・ギラド
製作:ミレナ・ポイロ、ジル・サクト
撮影:ローラン・ブリュネ
出演:ニコラ・カザレ,クロティルド・エスム,ダニエル・デュヴァル,ジャンヌ・グピル 他 〔ジャンル:ヒューマン〕 
都会で一人暮らしをしている30歳独身の青年。
定職にもつけず(就いても長続きせず)、うだつのあがらない生活を送っていた彼だったが、田舎で食料品屋をやっている父が倒れ入院してしまった事で、残された母を手伝う為、田舎に帰る事に。
そしてまた、好意を寄せていた隣に住む女性を勉強の気晴らしにと田舎に誘う。
なんとなく、なんとなく日々を過ごしていた彼が、久しぶりの帰省をきっかけに、人生を見つめなおす事になる。新しい人生、自分をスタートさせる事になる。そんなお話し。

成長物語というには主人公はもう30歳なんだけど^_^;
でも程よいさりげなさで主人公はもとより父親や母親、そして兄達の悶々とした心情とかが描かれていてなかなか良かったですね。
まぁ主人公の心の描き具合に比べたら周囲の感情の変化については少しあっさりしてるかもしれないけど。

フランスのどっかのすんごい田舎ののどかな美しい風景もとてもよくってね。
そこには高齢者ばっかりで、食料品屋の移動販売の車にのっそりのっそりやってくる。フランス風(?) のちょっとしたコボケが結構ちりばめられてまして、笑う程でもないけど(声を出して笑ってる人も結構いたよ)微笑ましい感じ。

自分の居場所、人生の方向性、大事なものを見つける。
そして、家族との絆の問題。
目新しい題材ではなくどちらかと言うと人間の成長過程での普遍的な要素が描かれた作品なんだと思うけど、
ごくごくさり気に、何かしら心に沁みて、温かみもあって、最後もさり気に少しだけさわやかな気分にしてくれる。
そんな映画でした。

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【2008/03/22 17:49】 | ヨーロッパ映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
譜めくりの女(2006)
譜めくりの女<LA TOURNEUSE DE PAGES>
2006年フランス(85分)
2008年4月19日日本公開予定
(2008年フランス映画祭にて鑑賞)
監督・脚本:ドゥニ・デルクール
製作総指揮:トム・デルクール
音楽:ジェローム・ルモニエ
出演:カトリーヌ・フロデボラ・フランソワ,パスカル・グレゴリー 他
 〔ジャンル:サスペンス〕 
一応「サスペンス」なんだけども。
映像として恐ろしい場面とかスリリングなものがある訳じゃなく。
ただし音楽によって結構それを演出・助長する。
要は何がサスペンスなのかというと、「憎悪」から駆り立てられる人間心理の怖さですよ。恐ろしいです、ハイ(笑)
デボラ・フランソワ演じる主人公はどこにでもいそうな、色白で大人しめで、でも美しく。
感情表現は決して大きく無く、淡々とした佇まいであると言うことが
本作の怖さを逆に盛り立てる要素の一つでもある。
配役の時点である意味成功だよね。

この「デポラ・フランソワ」って、あのダルテンヌ兄弟の映画「ある子供」の女の子だったんだね!
ぜんぜん気づかなかったよ!

ピアニストになる事を夢見ていた少女時代に受けた動揺、屈辱、大きな心の傷が、彼女のその後の生きる目的を変化させる・・
決して長くない、1時間25分という尺の中で、前半短い枠で子供時代から神経質っぽくてナイーブでって性質もごくごく簡潔にでもわかりやすく纏めて合ったし。

彼女が過去の恨みを抱え、あの家族に近づいてってる事は周知の事実でありながら、それでも主人公のメラニーの感情は、本当は屈折した愛であるのか、それとも復讐のみなのか等と予想をぐらつかされる。
最後の彼女のあの顔を観るまでは、断言できないところだった。

まぁとにかく、常日頃から人への気配りを気をつけないと、どこで誰をどんな風に傷つけているかわかんないよね、ほんと、気をつけなきゃ・・と思わずにいられない(笑)

ちなみに、来阪した監督が、「本作は日本で書いた」と言ってました。

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【2008/03/22 17:46】 | ヨーロッパ映画 | トラックバック(0) | コメント(2) |
水の中のつぼみ(2007)
水の中のつぼみ<NAISSANCE DES PIEUVRES>
2007年フランス(85分)
2008年初夏日本公開予定
(2008年フランス映画祭にて鑑賞)
監督:セリーヌ・シアマ
撮影:クリステル・フルニエール
出演:ポーリーヌ・アキュアール,ルイーズ・ブラシェール,アデル・ヘネル 他 
〔ジャンル:ドラマ・青春〕 

主人公は15歳の少女。シンクロナイズド・スイミングの大会である美しい少女に密かな恋心を抱く・・

・ティーンエイジャーの純で複雑な乙女心。
・ちょっとボーイッシュな少女が自分とは対照的な色っぽくて男性にもモテる美しい少女に恋をする。
・次第に二人の距離が縮まっていく。
・当然ながら女子が女子を好きだなんて言えない・・

設定や状況から、
スウェーデン映画ルーカス・ムーディソンの「ショー・ミー・ラブ(’98)」がめちゃ思い出された。
もちろん、真似てるようという意味ではないし、向かうところも決定的に違う。
こちらのほうが出てる感情がより複雑でもあるかな。
特に色っぽい方の女の子の感情は複雑だ。けど、「あぁ、あるな」とも思わされる。
主人公の友達にオデブキャラの子も設定されてて
またそういう子からの視点ってのも「あぁ。うん」という感じ。(完全に自分だけわかる文章だw)
主人公とこの友人は新人らしい。
初々しい感じだったけど素人っぽいとは全く思えなかったよ。すごいね。

「少女の心」と、「夏」と「水」というキーワードが同じ背丈の必須アイテムのように相まって、ピュアで敏感で多感な世界を淡〜く捉えてる。そんな感覚。
ほろ苦い夏の経験を乗り越え、大人になっていくんだよね・・

タイトルロールとか、少女を描く映画に合った感じのチョイしゃれたなものだったなぁ。

セリーヌ・シアマ監督は本作にてデビューした27歳の女性監督。
カンヌの「ある視点」部門にも選ばれたらしい。

大阪会場には監督と主人公に好かれる役の女の子アデル・ヘネルが来てた。
映画の中でも色っぽかったけど、実物は一層、高校生を演じるような年齢には見えなかった。めちゃいっぱしの大人の女性じゃん(笑)


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【2008/03/22 17:41】 | ヨーロッパ映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
暗闇の女たち(2007)
暗闇の女たち<LES FEMMES DE L'OMBRE>
2007年フランス(118分)
フランス公開:2008年3月5日
日本公開:未定
(2008年フランス映画祭にて鑑賞)
監督:ジャン=ポール・サロメ
製作:エリック・ネヴェ
撮影:パスカル・リダオ
出演:ソフィー・マルソージュリー・ドパルデュー,マリー・ジラン,デボラ・フランソワ,モーリッツ・ブライプトロイ,マヤ・サンサ,ジュリアン・ボワッスリエ,ヴァンサン・ロティエ 他 
〔ジャンル:ドラマ・戦争〕 
レジスタンス活動に身を投じるルイーズは、ロンドンへと亡命し、諜報・破壊工作秘密機関SOEのメンバーとなった。最初の指令は、ノルマンディー上陸の準備中、敵に捕らわれた英国諜報員を国外脱出させるというもので、彼女は女性たちを選抜し、突撃部隊を組織する。滑り出しは順調に見えたものの、事態は混迷の様相を呈してゆく。パリへ戻らざるを得ない彼女たちに、SOEは新たな指令を与えるのだった・・・。(フランス映画祭パンフより)

第二次世界大戦中、ノルマンディー上陸の準備がなされていた頃・・
それまで何の特殊訓練もしていなかった女性たちが突如重要な秘密工作任務を担う事になる。
しかも、彼女達に知らされていた内容はごく一部、業務完了かと思った時にさらなる指令、その上指揮を出すリーダーが敵に捕われてしまう。
不安に苛まれる中それでも彼女達は残りの任務を自分達だけで果たそうとする・・

どんどん先の指令が下され、彼女達は当初想いもよらなかった深みへとハマっていくのだけども、誰しもが最後まで逃げずに向かっていく。
一つ一つのシチュエーションにすごく心奪われるような場面、或いは強烈なシーン等が特にあった訳でもないんだけど、
でも次々と変化する状況やその中での彼女達の苦悩、葛藤が、映画の中で流れるように進んでいき、そのキレイな(という言い方は妙だけど)「流れ」そのものがとても印象に残った気がする。

そしてなんと言っても、個人的にはモーリッツが重要人物として出演してた事にも満足(笑)
パンフのクレジットが割と下のほうだったからそんなに期待していなかったら、結局中心となる女性メンバーだけでも4人いたから低めだったんだね。
敵側ドイツのゲシュタポ将校として、しかもずっとシリアスな人物として(これは日本公開の中で脇役以外では珍しいよね)、予想以上にたっぷり登場してくれた〜。

もちろん主役のソフィー・マルソーもほんと美しいし、ジュリー・ドパルデューもこれまた濃い役だったしw良かったっすよ^_^;

本国フランスでも今年3月に公開されたばかりの本作、現段階では日本の配給会社はついてないみたいだけど、普通に観れると思いますよ。
監督はロマン・デュリス版「ルパン」の人だね。この監督さんも今回の映画祭で来日、舞台挨拶で見たら想像よりおじいちゃんじゃなかった(笑)

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【2008/03/22 17:37】 | ヨーロッパ映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
2008年フランス映画祭〔東京&大阪〕メモ
フランス映画祭
今年も東京・大阪で開催された『フランス映画祭
東京会場:3月13日(木)〜3月16日(日) 大阪会場:3月16日(日)〜3月18日(火)
今回の長編映画・上映作品は以下の通りで、東京:13作品、大阪:9作品。
『ドーヴィルに消えた女』 (東京のみ)
『譜めくりの女』 (東京&大阪)
『バグズ・ワールド』 (東京&大阪)
『アストレとセラドンの恋(仮)』 (東京&大阪)
『屋敷女』 (東京&大阪)
『水の中のつぼみ』 (東京&大阪)
『秘密』 (東京のみ)
『パリ』 (東京のみ)
『暗闇の女たち』 (東京&大阪)
『食料品屋の息子』 (東京&大阪)
『娘と狼』 (東京&大阪)
『ディディーヌ』 (東京のみ)
『死者の部屋』 (東京&大阪)

また沢山の関係者が来日され、東京ではトークしょーやサイン会など催されたんだけど、私が参加できる大阪会場では初日の初上映の前に全員がそろって登壇し、ちょろっと挨拶してくれるだけだし(笑)どうせなら映画のこととか色々話し聞きたいよねぇ。私たちだって。
3回目の開催となった大阪。今後こちらでもそういう予定ができれば良いのに。
今年は大阪は1箇所だけで、TOHOシネマズなんばで上映。
うち、私の鑑賞作品は5つ。初日以外2作品同時上映なので観れるだけ観てきた、ってやつ。
簡単な作品紹介をみて決めたんだけど、初日のゲストを観て選択を少し後悔。
チョイスしてなかった『アストレとセラドンの恋(仮)』のアンディー・ジレが超かっこいい!(爆)
フランスの人気雑誌モデルで、役者としてはまだそんなキャリアがないらしい。
日本では本作で初お目見え。
舞台挨拶の後数人だけは会場の席に座ってその後の映画を鑑賞されたんだけど
彼もその中に。私の前の列の少し斜めあたりへ。愛想もめっちゃよかったよ。
巨匠エリック・ロメールの作品とはいえ、私コスプレ物はつい優先順位低くなっちゃうんだもん^_^;
まぁこれは今年日本公開が決まってるし、また後日観れるしね(ほんとミーハーな私)。
とにかく、今回の私の鑑賞分の総括は、特別凄いよかった!というものには出会わなかったけど普通に満足して終わりました。

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【2008/03/22 17:32】 | ヨーロッパ映画 | トラックバック(0) | コメント(2) |
潜水服は蝶の夢を見る(2007)
潜水服<LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON>
2007年フランス/アメリカ(112分)
2008/2/9日本公開
監督: ジュリアン・シュナーベル
製作: キャスリーン・ケネディ,ジョン・キリク
製作総指揮: ジム・レムリー,ピエール・グルンステイン
原作: ジャン=ドミニク・ボビー
脚本: ロナルド・ハーウッド
撮影: ヤヌス・カミンスキー
音楽: ポール・カンテロン
出演: マチュー・アマルリック,エマニュエル・セニエ,マリ=ジョゼ・クローズ,アンヌ・コンシニ,パトリック・シェネ,ニエル・アレストリュプ,オラツ・ロペス・ヘルメンディア,ジャン=ピエール・カッセル 他  〔ジャンル:伝記/ヒューマン〕
雑誌ELLEの編集長だったジャン=ドミニク・ボビーはある日突然脳梗塞で倒れ、身体が動かなくなる“ロックト・イン・シンドローム(閉じ込め症候群)”となってしまう。
しかし彼は唯一動かす事の出来る左目の瞬きだけで言葉を紡ぎ、周りの協力を得ながら本を執筆する・・
その自伝を映画化した本作。

前半は特に、映像の大半がボビーの片目から見た世界。
病院のベッドで目覚めた彼は自分に何が起こったのかわからず、言葉を発しているはずなのに誰にも届かない。
そのうち片目を縫われ、自分の思うように動かせるのは残りの片目となる。頭は普通に働くのに、言いたいことも何一つ伝わらない。
華々しい自分の過去はもう戻らない。

彼の入院生活の様子と彼の記憶が平行して描かれる。
現在の絶望的な状況に、誰にもストレスを発散する事もできず一人苦悶するも彼は徐々に頭の中は自由である事に気付く・・
心の苦悩やそこからの立ち直り、そして目で言葉を伝えるリハビリなど
決して大げさに盛り上げる事もなく描かれるけども、
逆にその淡々とした流れが、リアル感を持って伝わってくる。
そして、彼の状況や気持ちを比喩する映像がとても印象的。
潜水服で深海を彷徨う姿や蝶の舞う様子などはタイトルからも見えてくる通り主の部分だけど、氷山が崩れ落ちる様、そしてエンディングの復活する様が一番心に残った。

予想以上に静かな語り口な映画だったけどもじわじわと心に残るいい意味で重い作品だったと思う。

ちなみに本作の主演は本当はジョニー・デップがやる予定だったそうですね。しかし彼のスケジュールがなかなか都合が付かず、そうこうしているうちに、マチュー・アマルリックで撮る事になったようだけど。
ジョニーがやると当然ながらまたイメージも変わってきたんだろう。それに何よりも、本作を観る人が圧倒的に増えたんでしょうね(笑)
確かにジョニーは大好きだしフランス語もいけるし凄い役者だと思うけど、
でもマチューも大好きな曲者役者の一人なので個人的にはこの映画の雰囲気にマチューでよかったと思ってる。

【受賞メモ】
◆2007年カンヌ国際映画祭 : ・監督賞
◆2007年イギリスアカデミー賞 : ・脚色賞
◆2007年放送映画批評家協会賞 : ・外国語映画賞
◆2007年LA批評家協会賞 : ・撮影賞
◆2007年ゴールデン・グローブ : ・外国語映画賞  ・監督賞





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【2008/03/11 17:14】 | ヨーロッパ映画 | トラックバック(0) | コメント(2) |
君のためなら千回でも(2007)
君のためなら先回でも<THE KITE RUNNER>
2007年アメリカ/2008/2/9日本公開 (129分)
監督: マーク・フォースター
製作: ウィリアム・ホーバーグ, ウォルター・パークス,レベッカ・イェルダム,E・ベネット・ウォルシュ
製作総指揮: シドニー・キンメル,ローリー・マクドナルド,サム・メンデス,ジェフ・スコール
原作: カーレド・ホッセイニ
脚本: デヴィッド・ベニオフ
撮影: ロベルト・シェイファー
音楽: アルベルト・イグレシアス
出演: ハリド・アブダラ,ホマユン・エルシャディ,ゼキリア・エブラヒミ,アフマド・ハーン・マフムードザダ,ショーン・トーブ,アリ・ダネシュ・バクティアリ 他  〔ジャンル:ヒューマン〕 
フライヤーとかちょっとだけあらすじをかじって思うイメージは子供が主役の世界が中心なのかという感じだったけど、
実際は子供の頃にある重要な出来事があり、それが本作のストーリーの種まきみたいなもんになってて、主人公が大人になってからのストーリーにも影響していく。
そしてそれと平行してアフガニスタンの社会情勢を取り上げている映画だった。
あと、人種とか権力とかそういった事も絡んでくる。
結構社会派系の映画。

もちろん、子供時代のエピソード部分も結構尺があるんだけどね。
原題が「THE KITE RUNNER」となってるように、凧揚げシーンが壮大に扱われている。
アフガニスタンでの生き難い状況と間逆に、大空を悠々と舞うカイト。
大事な友情のよき思い出でもあり、自分自身への誇りにもつながり、
新しい絆と人生の再生への象徴でもある・・・

それにしても、子供が故やってしまう(と済ませられることではないが)、嫉妬からくる自分可愛さのあの行動ってほんと怖いよね・・

トータルの感想として、なんか全然悪くは無かった、いや良かったよね。
ただ個人的には内容が濃いんだか薄いんだかよくわからん感じが残ったのも事実。心に残る部分とサラッとしすぎっぽい部分のバランスが自分に合わなかったのだろうか。もっと描かれて欲しい何かが自分の中であったのかな。うまく言えないけど。

それにしてもハッサン!なんていい子なんだよぉぉーー!
どうやったらあんな子供が育つんだろ(笑)
邦題の『君のためなら千回でも』。
このクサすぎるほどの台詞をハッサンが嬉しそうに叫んだ時、キューーンと来たね(笑)
終盤でもう一回同じ台詞が効果的に使われてるんだけど、それも良かったね。ハッサンはほんととても気に入りました(笑)


【受賞メモ】
◆2007年放送映画批評家協会賞 : ・若手男優賞(アフマド・ハーン・マフムードザダ)

テーマ:洋画 - ジャンル:映画

【2008/03/11 17:10】 | アメリカ映画 | トラックバック(0) | コメント(1) |
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◇◆記憶のキロク◆◇


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プロフィール

Author:Yuu〜ユウ〜 

昔の鑑賞、最近の鑑賞、手持ち作品等
関係なくその時思いつくものをテキトー
にUPしています。
ド素人の勝手気ままなお気楽感想です。

目標は、これまでに観た映画全てを
書き出して自己満データベースを完成
させる事。

musicは'80年〜'90年代を中心に
好きなものをUP。
可能な限りYOUTUBE貼付で。
洋楽HIP-HOP・FUNK・NJS・R&B
が中心です。

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但し疚しいサイトからのTBはお断り無く
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『譜めくりの女』公式サイト 
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出演: カトリーヌ・フロ,デボラ・フランソワ 他
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2008年初夏公開予定
監督: セリーヌ・シアマ
出演: ポーリーヌ・アキュアール,アデル・ヘネル 他
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『暗闇の女たち』
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監督: ジュリアン・シュナーベル
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『君のためなら先回でも』公式サイト 
2008年2月9日公開
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出演:ハリド・アブダラ ,ホマユン・エルシャディ 他
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監督:フランシスコ・バルガス・ケベド
出演:アンヘル・タビラ、ダゴベルト・ガマ他
『第4回スペイン・ラテンアメリカ映画祭』
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監督:クロード・シャブロル
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2008年2月23日より公開
監督:フレデリック・シェンデルフェール
出演:ブノワ・マジメル、フィリップ・コベール 他
DVD発売予定:2008年8月22日
 

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それぞれのシネマ ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画~
それぞれのシネマ ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画~
テオ・アンゲロプロス、北野武 他


弓
『弓』
キム・ギドク


300<スリーハンドレッド>特別版(2枚組)
『300<スリーハンドレッド>
特別版(2枚組)』
ザック・スナイダー


カクタス・ジャック
『カクタス・ジャック』
アレファンドロ・ロサーノ


白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々-
『白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々-』
マルク・ローテムント


デジャヴ
『デジャヴ』
トニー・スコット


グエムル-漢江の怪物-(スマイルBEST)
『グエムル-漢江の怪物-』
ポン・ジュノ


世界最速のインディアン スタンダード・エディション
『世界最速のインディアン』
ロジャー・ドナルドソン


ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション
『ドリームガールズ
スペシャル・コレクターズ・エディション』
ビル・コンドン


運命じゃない人
『運命じゃない人』
内田けんじ


スキャナー・ダークリー 特別版
『スキャナー・ダークリー 特別版』
リチャード・リンクレイター


ドニー・ダーコ
『ドニー・ダーコ』
リチャード・ケリー


チョコレート
『チョコレート』
マーク・フォースター


ハッシュ!
『ハッシュ!』
橋口亮輔


ゆれる
『ゆれる』
西川美和


エリ・エリ・レマ・サバクタニ 通常版
『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』
青山真治


天才マックスの世界
『天才マックスの世界』
ウェス・アンダーソン


薬指の標本 SPECIAL EDITION
『薬指の標本/SPECIAL EDITION』
ディアーヌ・ベルトラン


うつせみ
『うつせみ』
キム・ギドク


アンジェラ スペシャル・エディション
『アンジェラ』スペシャル・エディション
リュック・ベッソン


最後の戦い
『最後の戦い』
リュック・ベッソン


キングス&クイーン
『キングス&クイーン』
アルノー・デプレシャン


親密すぎるうちあけ話
『親密すぎるうちあけ話』
パトリス・ルコント


真夜中のピアニスト DTSスペシャル・エディション
『真夜中のピアニスト』
DTSスペシャル・エディション
ジャック・オーディアール


NINE QUEENS 華麗なる詐欺師たち
『NINE QUEENS 華麗なる詐欺師たち』
ファビアン・ビエリンスキー


テス
『テス』
ロマン・ポランスキー


愛に関する短いフィルム
『愛に関する短いフィルム』
クシシュトフ・キエシロフスキ


ジュリアン
『ジュリアン』
ハーモニー・コリン


殺人の追憶
『殺人の追憶』
ポン・ジュノ


The Circle
『チャドルと生きる/The Circle』
ジャファル・パナヒ


パラダイス・ナウ
『パラダイス・ナウ』
ハニ・アブ・アサド


歓びを歌にのせて
『歓びを歌にのせて』
ケイ・ポラック


コマンダンテ COMANDANTE
『コマンダンテ COMANDANTE』
オリヴァー・ストーン


トラン
『トランシルヴァニア』
トニー・ガトリフ


13/ザメッティ
『13/ザメッティ』
ゲラ・バブルアニ


DEAR WENDY ディア・ウエンディ
『DEAR WENDY ディア・ウエンディ』
トマス・ヴィンターベア


しあわせな孤独
『しあわせな孤独』
スザンネ・ビア


【10,000セット限定生産】『ブレードランナー』製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション・プレミアム(5枚組み)
【10,000セット限定生産】『ブレードランナー』製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション・プレミアム(5枚組み)

【初回限定生産】『ブレードランナー』製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション(5枚組み)
【初回限定生産】『ブレードランナー』製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション(5枚組み)

ヘヴン 特別版
『ヘヴン 特別版』
トム・ティクヴァ


善き人のためのソナタ スタンダード・エディション
『善き人のためのソナタ』
フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク


オテサーネク(廉価版)
『オテサーネク(廉価版)』
ヤン・シュヴァンクマイエル


恋に落ちる確率
『恋に落ちる確率』
クリストファー・ボー


アタメ 私をしばって!
『アタメ 私をしばって!』
ペドロ・アルモドバル


グロリアの憂鬱
『グロリアの憂鬱』
ペドロ・アルモドバル


メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 スペシャル・エディション
『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』
トミー・リー・ジョーンズ


アルファヴィル
『アルファヴィル』
ジャン=リュック・ゴダール


GADJO DILO
『ガッジョ・ディーロ』
トニー・ガトリフ


ビハインド・ザ・サン
『ビハインド・ザ・サン』
ウォルター・サレス


ローズ・イン・タイドランド
『ローズ・イン・タイドランド』
テリー・ギリアム


情痴/アヴァンチュール
『情痴/アヴァンチュール』
グザヴィエ・ジャノリ


パリ、ジュテーム プレミアム・エディション
『パリ、ジュテーム
プレミアム・エディション』
(18編全別監督オムニバス)


8人の女たち デラックス版
『8人の女たち デラックス版』
フランソワ・オゾン


殺人に関する短いフィルム
『殺人に関する短いフィルム』
クシシュトフ・キエシロフスキ


ウィスキー
『ウィスキー』
フアン・パブロ・レベージャ
&パブロ・ストール


レベル・サーティーン
『レベル・サーティーン』
マシュー・チューキアット・サックヴィーラクル


ラストキング・オブ・スコットランド
『ラストキング・オブ・スコットランド』
ケヴィン・マクドナルド


タイム・オブ・ザ・ウルフ
『タイム・オブ・ザ・ウルフ』
ミヒャエル・ハネケ


カフカの「城」
『カフカの「城」』
ミヒャエル・ハネケ


ペニーズ・ビデオ
『ペニーズ・ビデオ』
ミヒャエル・ハネケ


仁義
『仁義』
ジャン=ピエール・メルヴィル


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