まったり、のんびり、綴っていきたいなぁ。。人生もw
不完全なふたり(2005)
2007-09-26 Wed 23:06
<UN COUPLE PARFAIT>
2005年フランス/日本(108分)
日本公開:2007年6月
監督・構成:諏訪敦彦
プロデューサー:澤田正道,吉武美知子
撮影:カロリーヌ・シャンプティエ
編集:ドミニク・オーヴレ,諏訪久子
音楽:鈴木治行
出演:ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ,ブリュノ・トデスキーニ,ナタリー・ブトゥフ,ジョアンナ・プレイス,ジャック・ドワイヨン,アレックス・デスカス,レア・ヴィアゼムスキー,マルク・シッティ 他 〔ジャンル:ドラマ〕
本作もまた過去の諏訪監督作同様決まった台詞がない中
即興アドリブリハからおこしての作品。

友人達からは憧れのカップルとして見られている夫婦も
結婚15年の今、お互いの存在は既にかみ合わなくなってしまっており、
別れを考えていた。
もう、何をするにも歯車が合わず些細な事でも鼻に付く。
そんな状態だった。。。

固定カメラ長回しの多用でじっくりと二人の様子やリアルな会話を捉えていき、時折カメラアングルはそのままでブラックアウトを利用して時間経過を表現したりして、一つ一つの状況がたっぷり時間をとって描かれてます。
画の雰囲気もとても色っぽい(という言い方が適切かどうかわかんないけど)。

妻の心身から疲れた様はすごくよく見て取る事ができたし押し出しながら溢れる台詞の雰囲気もとても良かった。
けど夫の方は、繰り出す台詞はあまりぴんとこずでして^_^;
でもバーのおじいさんとのやり取りや、無性に虚しくなっての涙ながらの徒歩シーンとかよかったし、夫なりの疲れや葛藤はそれなりに感じられた。

関係性がぎこちなくなってしまってどうしようもない二人が
何度も衝突と諦めを繰り返し、最後の最後、本当に別々の道を行こうとする段になって初めて最も重要な思いに気付く。
新しい人生を歩む為のリセットボタンが、今までのやり直し効果をもたらす事もある。同じ人と新しい人生を踏み出せるきっかけになる事もある・・・

駅でのあの間とエンドロールに被る位に聞こえる微笑はいい感じだった。
なかなか個人的にはよかったのですが、
観る前から一つだけ不安だったのがこの監督の作品をオリジナル原語がわからず字幕で観ると、面白みはどうなのかというところ。
 そこはやっぱり過去観た事のある邦画作品の方が伝わり方というか臨場感・リアル感が断然すごいと思う。

フランス語を自分が知ってればこの作品ももっと面白かったかもしれない(笑)

テデスキは髪の毛長い方が好きだなぁ。。伸ばしてほしいなぁ。
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石の微笑(2004)
2007-09-26 Wed 22:59
<LA DEMOISELLE D'HONNEUR>
2004年フランス・ドイツ(107分)
日本公開:2007年6月
監督:クロード・シャブロル
製作:パトリック・ゴドー,アントニオ・パサリア,アルフレッド・ウルマー
原作:ルース・レンデル
脚本:クロード・シャブロル,ピエール・レシア
撮影:エドゥアルド・セラ
音楽:マチュー・シャブロル
出演:ブノワ・マジメルローラ・スメット,オーロール・クレマン,ベルナール・ル・コク,ソレーヌ・ブトン,ミシェル・デュショーソワ,シュザンヌ・フロン,エリーク・セーニュ 他
〔ジャンル:サスペンス/ロマンス〕
結構ミステリアスな雰囲気が漂い、よかったのはよかったですが。
石像と似ている女性との偶然の出会い。
そしてその女性から立ち込める魔性のニオイ。
知らず知らずのうちに彼女のワールドに引き込まれていく男性。

タフな男から何から演じられるブノワ・マジメル
今回は必要以上の個性をいい意味で出さずに
ごく一般的な好青年を演じてたのは良かったし、
彼がどんどん彼女のとりこになってく様もよかった。

が、せっかくこれだけ雰囲気があるのに、いやあったからこそ逆に
も一つ彼女の謎めいた部分の立て方が物足りない感じになってしまった。
「石の微笑」とタイトルにもしているぐらいなら
青年が見せる、石像にキスしたり抱いて寝たりという執着と
彼女への想いとの並行線をもう少し思わせぶりにして欲しかったと言うか、
うまく言えないけど石像と女性とのリンクが予想以上にあっさりとしていたというか。
途中ミステリアスに空想しすぎてしまった自分が悪いのか(笑)

なんか結局この女性はただのおかしな奴じゃんって最後の方は少し冷めてしまった(笑)
なので狂っていると恐怖に駆られながらも
彼女の運命に飲み込まれていく男性の最後の選択も
もひとつインパクトが薄くなってしまった。。

まぁでも、悪くはないし、全体的なミステリアスさとそれなりの展開で十分出来上がってる映画という評価がもし一般的なのだとしたらわからないでもないけど・・。
本国ではかなり騒がれたとフランス映画際パンフの紹介では書いてあったのだけど、正直そこまでは・・?宣伝釣り文句か?と少し思ったのも確かかな。
監督が有名巨匠だし、凡人にはわからんいろんなものがちりばめてあったのでしょう(^_^.)
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