まったり、のんびり、綴っていきたいなぁ。。人生もw
赤い砂漠(1964)
2007-08-11 Sat 20:41
なんと、ベルイマン監督死去の翌日、今度はアントニオーニ監督も逝ってしまわれたというニュースが・・
2007年7月30日死去。合掌・・
赤い砂漠<IL DESERTO ROSSO>
1964年イタリア・フランス(116分)

監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
製作:アントニオ・チェルヴィ
脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ,トニーノ・グエッラ
撮影:カルロ・ディ・パルマ
音楽:ジョヴァンニ・フスコ
出演:モニカ・ヴィッティ,リチャード・ハリス,カルロ・キオネッティ,ゼニア・ヴァルデリ,リタ・ルノワール 他
〔ジャンル:ドラマ〕
これがアントニオーニ監督初の色彩作品になるそうで。
工場に勤める夫を持ち子供も授かっているある女性。交通事故で受けた精神的ショックにより精神病院にも入院していた過去を持ち、今も完全に立ち直っておらず時折不可思議な言動を発する。
ある日出会った夫の友人はそんな彼女に興味を持ち、次第にお互い惹かれあっていくが・・

決して不倫愛がメインの話ではなく、主人公の人妻の不安定な精神状態を軸に描かれた作品。

殺伐とした工場地帯であるはずが、不思議な美しさ、いや、かっこよさ、というべきでしょうか。うまく言い表せないけど、その景色がとても印象的。ちょっとぼんやりしたような景色。
工場地帯だけでなくて、登場人物が目で追う風景など、意味深にぼかされ、変な溜めを感じる。
そうかと思えば時折ビビッドな色彩(映像)が目に飛び込んでくる。

また、とにかく霧が多くて、それが彼女の心理状態を表しているかのようにも思えた。

病んだ心に自分自身でも悩み、また、どうにか救われたいとも思いつつ、もがき苦しむ彼女の世界は、見ているこちらもとても重苦しくもありましたが、でもその世界(映像含め)に知らず知らず引き込まれます・・


【受賞メモ】
◆1964年ヴェネチア国際映画祭 : ・金獅子賞


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処女の泉(1960)
2007-08-11 Sat 20:29
先日、2007年7月30日とうとうお亡くなりになりましたね。
イングマール・ベルイマン監督。
謹んでご冥福をお祈り致します・・
処女の泉<JUNGFRUKALLAN >
1960年スウェーデン(89分)

監督: イングマール・ベルイマン
原作・脚本: ウルラ・イザクソン
撮影: スヴェン・ニクヴィスト
音楽: エリック・ノードグレーン
出演: マックス・フォン・シドー,ビルギッタ・ペテルスン,グンネル・リンドブロム,ビルギッタ・ヴァルベルイ,アラン・エドワール 他
〔ジャンル:ドラマ〕

本国スウェーデンに古くから伝わる宗教的昔話(という言い方でいいのか!?)が元になっているそうな。

舞台は16世紀。
ストーリーとしては、信仰心厚く裕福な家庭で育つある一人娘が教会にロウソクを捧げにいく道中、男らに強姦・殺害されてしまい、それを知った父親が復讐する・・といったものなのですが。

とにかく音もないモノクロの静かな世界になんともいえぬ緊迫感が迫ってくる。
表情のアップ、微妙な間。全てが何かどこかに影響を及ぼす。

ラスト、あの泉が突然湧き出す瞬間は「おぉぉ」となってしまった。
ちょっとびっくりきた。多分自分自身もそれまでの間、何か圧迫された感覚になってたのかも。
神は見ている。という事なんですかね。
父親、そして、自分のせいだと思っているあの女性についての許しの合図なのか。そしてそこにいる全ての人たちの心を救おうとして下さったのか・・
(まぁ、映画としてではなく宗教的に考えると無宗教の私としては泉の出現に、どうなの?と後で感じた部分も少しあったけどねxx)

宗教には明るくない私けど、非常に深く深く引きずり込まれたまま最後まで見入れる作品だと思う。

作り手の監督としては、どういう位置(信仰に対する考え)で描こうとしたのか、そこもすごく興味が湧いた。

しかし、あのオーディンの神と契約した身重の女性や男兄弟3人組達、そして小屋の怪しい男など、とにかく顔だけで怖がらせてくれるね^^;

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