巨匠クロード・ルル−シュ監督の描く大人の男女の恋愛模様にはやっぱりうっとりさせられますな〜
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離婚?か何かで現在は母子2人で暮す家族。母親はもとバレリーナ。元夫もダンサー仲間だった。ある時子供と出かけた旅行先で一人の男に会い、恋に落ちて過去の痛手も癒され、子供と3人でしばし充実した日々を送るも、また悲劇が彼女を襲う・・ 最愛のものを無くした女性の絶望と再生の物語。 そして、もう1つのテーマが『偶然と必然』 この二つを絡ませながら色んな出会いや出来事が描かれます。 男女の言葉遊びを聞いてるだけでも結構面白い。 『偶然と必然』の考え方も興味深い。 けどそれならどんな話も『偶然と必然』で置き換えられるんじゃない?となってきますが。 例えば『愛と哀しみのボレロ』だって、あちらは運命とめぐり合わせの壮大なお話だったけど見方によればあれも偶然と必然で置き換えられそうだよねw違う? まぁ、とにもかくにも、何より主役の女性がやっぱり美しい。 本業はほんとにバレエダンサーらしいですが、幸せを全身で醸し出す雰囲気とかガケップチの心境の表情とか、すごく良かった。 でも、イチャモンつける訳じゃないけど、大大大好き な作品『男と女』でも思ったことだけど、このストーリーも主役の女性が「美人」でないとやっぱり成り立たないのだ(>_<)いつでもどこでももて過ぎじゃない!?w色んな状況で。ほんといいよね美人て(爆) 最後の、彼女の次のステップについては、どうなんだろうなぁ。もうちょっと丁寧に描いてもよかったかな?そうするとだれるのかな? それか、次もまたうまいことくっついちゃう事自体が出来過ぎっぽかったのかな。 少ししっくりこない感が無きにしも非ず。だって3回目だし ![]() (相手の男性の顔もちょっと気持ち悪い(*´艸`*)) ま、なんやかんやいいつつ、結構良かったね〜 ![]() ![]() |
ロシアの劇作家、故アントン・チェーホフの『かもめ』を現代の映画界に舞台を移し映像化。 ストーリー後半は映画オリジナル脚本らしい。 映画監督を目指している青年は自分の恋人を主役に短編映画を創り、女優の母親やその恋人である有名監督等身内だけでの上映会を行う。 しかし母親のひどい態度と酷評に上映を中止。 そして彼の恋人は知識人で大人の魅力を醸し出す有名監督に惹かれていく・・ 上映会のぴりぴりした感じはその空気感がよーく伝わってきました。 映像の雰囲気とか綺麗さはいい感じだったけど、 トータルして、なんかリュディヴィーヌ・サニエのPVかと思えなくもないなぁ。と。 しかし彼女はほんと、エロ可愛い。 ベルナール・ジロドーの大人の魅力も、確かに私もあの場にいたら惹かれそうだよ(笑) タイトルをリュディヴィーヌが演じる子の役名にしてるって事はそれが話の柱って訳なんだろうけど、確かにリリィがとる行動で周りが振り回される感はあるけど、それより若き映画監督の青年の感情が中心だったらもっと面白かったかなぁなんて勝手に想像したりした。 まぁ、最後は丸く収まって良かったねってとこか。 映画の中で撮った映画には、原作と同じく銃声が聞こえるのですね・・? 個人的には、悪くはないけど、、です。 展開はいろいろ問題含みで進むので最後までそれなりに観れますが。 へ〜。ジェラール・ドバルデューの実の娘、ジュリーはこれで賞を取ってるのですね〜。 【受賞メモ】 2003年セザール賞 : ・助演女優賞(ジュリー・ドパルデュー) ![]() |
全ては、最後のとても切ない10分弱を描く為の、素敵な時間だったのだ・・。
〔ジャンル:ヒューマン〕 引っ込み思案な小さな男の子が初めて学校に行き、ある老人教師と出会い、様々な事を学んで行く。 そして、子供目線で様々な大人の世界を垣間見ながら、少しずつ成長して行く。 この辺りの話自体はそれほどのものでもないけど、 とにかく、サルみたいな顔した主人公の子供が表情に動作に とにかく可愛い ![]() チャイルド物好きの私としてはそれだけでも十分楽しめる。 好奇心旺盛で吸収力たっぷりの純真無垢な子供の愛らしさと 老人教師がいかに素晴らしい人格者であるかという事、 そしてその2人の良い関係をほぼ時間いっぱい使って十分に描いておいて、 最後の最後にとてもやるせないクライマックスが来る。 その重さをわからずか、あるいは何となく認識しつつも 子供ながらその状況に流されるしかなかったのか、 辛辣な言葉を大好きな先生に発する。 “時代”と“自己を守る術を知っている大人”の影響によって。 あまりに恐ろしい状況だと思う。 「アテオ」「アカ」と「蝶の舌」も「ティロノリンコ」を同時に言わせるのもうまい。 蝶の舌等を言ったのは先生へ本当の気持ちを伝える為の子供ながらの手段だったと思いたい。 あの老人教師の気持ちも、考えると胸が張り裂けそうだ(ってのはちょっとおおげさだけど) 大人たちがみんなこの教師みたいだったらよかったのに・・ 1930年代、スペイン内戦という時代において起こってしまう切ない出来事。 ![]() |
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ハンディカメラ映像がえらくぶれた感じだし、変に顔ににじみよるし、 ん〜〜?と思ってたら、出た!これ、ドグマ手法ってやつでございました^_^; *ドグマ詳細についてはこちらのwikipediaリンクよりどうぞ。 本作がドグマ作品初の女性監督ものらしいですねぇ。 自然光とかロケオンリーとかはいいとして、 この手のお話しにこドグマのカメラ手法が活きるか(合うか)というと 結構疑問でしたがー。 まぁ、作品に効果をもたらす為じゃなく、手法そのものがポリシーなんだから。 そう、「誓い」なんだから仕方がない^_^; しかし、マジで画面酔いしかけます・・ リアリズムとか躍動感を強調するようなハンディカメラ使いの作品もよく観るけど、それらで酔いそうになった事ないんだけど・・ お話しは、とある街の中、そこで暮らす男女がイタリア語講座に通う事で (もしくはイタリア語講座で知り合うことで)色んな人間関係がより一層絡み合っていく。 繋がっていく。 そして、個性的な面々が、右往左往しながら、幸せを見つけていく・・ そんな感じかな。 さりげなくもふんわり温かい気持ちになれる。 ちょっとユーモラスな要素もあり。 なんか最後はね〜、みんなの幸せに自分の口元が緩んでたんだよね〜。 気付くとニヤニヤしながら観てた。 ちょっとそういうの、いいよね。そんな感覚。 画面酔いさえなければね(くどい) 【受賞メモ】 ◆2001年ベルリン国際映画祭 : ・審査員賞 ![]() |
とにもかくにも、クリスチャン・ベイルの30キロ激痩せ が一番の話題でしょう^^; 今にも折れそうなその体を見てるだけでスリリングww あとはそんなにたいしたことない内容かもね〜 ![]() ベイル扮する主人公はタイトルの意味でもある「機械工」ですが、この1年間というものほとんど寝ていないというひどい不眠症に悩まされています。 そして、存在しないはずの人間が主人公だけには見え、それをきっかけに主人公にとって奇妙な出来事がおきはじめる・・ 不眠症による幻覚なのか、それとも誰かの策略なのか。 ミステリー色はそれなりにあるけど、取り立てて・・って感じ。 大体は予想つくのだけど、予想できても面白いものはある。 でもこれはそこまではいかなかったかな。 面白くないわけではないけど。 一番気になるのは、なぜ主人公が1年も不眠症で激ヤセしているのか。 そこが色んな出来事の根源になってるんだろうなということで。 そこには切ない真実が隠されておりまして。 オチとしては全然悪くない真実ですが、オチまでがイマイチだったので大してオチなかった、、というところですかね。 ![]() |
学校も通わず、父親の仕事を手伝いながら修理工場でも働く15歳のイゴール。
父の仕事は外国人違法労働者の売買だった。
撮影:アラン・マルクーン 音楽:ジャン=マリー・ビリー,デニ・M・プンガ 出演:ジェレミー・レニエ,オリヴィエ・グルメ,アシタ・ウエドラオゴ,フレデリック・ボドソン,ラスマネ・ウエドラオゴ 他 〔ジャンル:ヒューマン〕 15歳とはいえ、父親に鍛えられ大人顔負けの仕事をこなすイゴール。 父親の稼業が善くない事なのもわかってるし、自分もちょっとした盗みをやったりする、どちらかというと不良少年に入る部類。 だけど、やっぱり心は少年の純真さを持っていて、決して悪い男の子じゃない。 そしてある日、そんな彼に絶えられない事件が起こってしまうのだ・・ ちょっと小生意気そうな顔つきの少年を選んでる所がまた合ってるよね。 微妙な少年心もとてもよく出ててよかったし。 なかなかあの黒人女性に受け入れてもらえなかった所は見てて辛かった(>_<) その分、もう一人の黒人女性と3人で笑い合ってる風景はなんだか嬉しくなっちゃったな〜。。 一番の見所は、今までは厳しいながらも優しくて愛してもくれている父親に協力していた少年が、 初めて父親に背き、ある約束のもと自分の判断でもって正しい行為−−他人を救う為−−に大きく動いたというところ。 大人になる前のちょっぴり切ない心の成長過程のお話。 【受賞メモ】 ◆1997年全米批評家協会賞 : ・外国語映画賞 ◆1997年LA批評家協会賞 : ・外国映画賞 ![]() |
ある男が、街中を車で走りながら何やら人を物色している。 それは、大金と引き換えに自分の自殺を手伝ってくれる人を探していたのだった・・ まずは、これ、どこまで映画的脚色かはわかんないけどね、イランに住む人々(イラン人とは限らず)が貧乏にも関わらず大金に目をくらませない所が印象的^^; そりゃ仕事内容を聞いたら引くだろうけど、最初の方の人たちは仕事内容も聞かず断ってるしね(笑) かといって、車が立ち往生してると皆で仕事放り出して助けるし。 (映画のメインテーマとは関係ないかもだけど、マジで人の良さが印象的だったww) 若い神学生も出てきて、宗教的語りが色濃くなる辺りもイラン的といえるでしょうかね。 とにかく、なかなか仕事を請けてもらえないことにいいかげん苛立ちを憶えていた主人公が、一人の老人と出会い、仕事を引き受けてもらえるとなったことで、多分「死ぬ事」を本当に実感したんでしょう。その上さらに、そのトルコ人との会話で、彼は自分の決心が揺らぎ、躊躇いを見せ始める・・ 一人の男が絶望から少しの希望を見出すまでの時間を、 イランの荒れた土地と青い草原の中彷徨う一台の車の中の会話を中心とした 一風変わった形で描かれたヒューマン・ドラマですな。 興味深くもあり、見ごたえありました。 ・・私は、ジグザグ三部作とかの作品の方が好きな気もするけど・・ タイトルになってる「桜桃の味」は、キーマンとなるトルコ人の話の中に出てくるんだけど、 “少しの希望”の中に含まれる1つの例。っていっていいかな。 【受賞メモ】 ◆1997年カンヌ国際映画祭 : ・パルム・ドール ![]() |
第二次大戦中、イタリア・トスカーナ地方。 敗戦を感じ取ったドイツ軍及びファシストは村を焼き払っていくという暴挙に出る。 サン・マルティーノに住む人々はファシストの言葉を信じて教会に逃げ込めば救われるという団体と、アメリカ軍との遭遇を求めて町を脱出する団体との2つに別れることに・・ 役者は2人だけであとは全て現地の住人を使って撮られたという作品。 また、監督のタヴィアーニ兄弟自身が小さい頃体験した事を元に創られた話だそうです。 【サン・ロレンツォの夜】とは、8月10日、流れ星に願いを込めれば夢が叶うと言われる言い伝えの夜の事。 哀しくて、悲惨な現実なんだけど、どこかちょっと滑稽というか、ユーモアが交えてある。 ファシストとの戦いってのは結局同郷人同士で殺し合うのですから、単純にそれだけでもほんと切ない。 それが素人の演技だからなのかわざとの演出なのか、大げさに描いた描写・幻想だからなのか、どこか面白みが足されていて・・ ![]() |
第二次大戦後のイタリア、サルディーニャ島が舞台。 羊飼いが生業の貧乏な家庭に生まれた長男、ガヴィーノ。 厳格な父の命令で学校にも行かせてもらえず日々山の中で羊の番をさせられていた。 文字も書けず、言葉もあまり知らない。 そんな彼が20歳を越えた頃、今度は強制的に軍に入らされる・・ その後立派な言語学者となったガヴィーノ・レッダの自伝小説を映画化した作品。 作中にも冒頭とエンディング付近でご本人が登場します。 のっけから、怖い父親の存在感が示され、「怖い」というだけでなく「学問より生活(技術)」という考えが全面に押し出される。 広大な自然の中放り出される少年。ちっぽけな体では受け止めきれぬほどの現実。その状況が淡々とした短い時間の中で結構よく伝わってくる。 逃げ出したくなった時に体を揺らす癖。 青年になって多分初めて出会った?アコーディオンの音色に非常に興味を示す所。 音に会話を乗せていかにも対話をしてるかのような様子。 等、色々、印象的なシーンがあり、そして、シリアスだけかと思いきや少年時代の欲情シーンとそれに合わせて大人たちも反応する辺りはちょっと滑稽。。^^; 大体、冒頭の教室での子供たちの心の声も、可愛そうな雰囲気の中どっか滑稽な感じを出してたもんなぁ。 父親は自分の信念の元、子供を言いなりする事で幸せに出来ると信じ、 子供はいつかそんながんじがらめの世界から抜け出したいと思う。 そして、子供が父親に対抗できる術を持ったとき、父親は自分の存在、そして子育てという物に自信を失い戸惑う。 のんびりとした羊飼いではない厳しい羊飼いの現実を垣間見た世界だったけど、親子の関係は決して特別なものでなく、どこにでもある共通の世界があるのだと、わかっていながらもまた改めて実感してしまう。 最後の本人の台詞(街を出ない理由辺り)の後、あの体を揺する癖のシーンで終わる所が好きだ。 【受賞メモ】 1977年カンヌ国際映画祭 : ・パルム・ドール ![]() |
ジャン・ギャバンとアラン・ドロンのスター共演 ![]() フレンチ・ノワールど真ん中のカッコ渋い作品でお気に映画の1つです♪ まぁ、本作での一番の見所はやっぱりラストのプールサイドのシーンですわね。 「あちゃ〜・・」って結果なんだけど、その表現の仕方と2人の男の姿が溜まりません。 何度見てもいいわね〜★★ 出所間もない男2人。人生経験も豊富でどっしり構えた風体の男(ギャバン)と、まだまだ若くて軽薄さも残るw男(ドロン)が、性懲りもなくまた犯罪計画を企てる。 それぞれが対照的な魅力を醸し出してていいよね〜。 アラン・ドロンの純粋なカッコよさだけでいうなら他の映画の方が上を行く気はするけど(笑) 計画自体はじっくり時間をかけて事前準備をするものの、そんなに綿密というものではないですよね、はっきりいって(笑) もしあの打ち上げが延びてたらとか、色々、失敗に繋がる要因は多く残されたままの計画だけど、その不完全さが逆にドキドキ感を産む。 スリルと面白みでは、一番好きなのはやっぱりあのカバンの形状を話しているアタリかもなぁ。 あと、テーマ曲が日本ではCMで何度か使われてるので、映画を知らなくてもテーマ曲自体を知ってる人は多いかもですね。 音楽もジャジーでかっこよろしいですよね〜。 【受賞メモ】 1963年ゴールデン・グローブ賞 : ・外国映画賞(外国語) ![]() |
![]() <LAITAKAUPUNGIN VALOT>2006年フィンランド/ドイツ/フランス(78分) 日本公開:2007年7月7日 監督・製作・脚本・編集:アキ・カウリスマキ 撮影:ティモ・サルミネン 音楽:メルローズ 出演:ヤンネ・フーティアイネン,マリア・ヤンヴェンヘルミ,マリア・ヘイスカネン,イルッカ・コイヴラ,カティ・オウティネン 他 〔ジャンル:ドラマ〕 過去作品の「浮き雲」「過去のない男」に続いて、本作は『敗者三部作』のトリなんだそうだ。 浮き雲、過去のない男が敗者シリーズでひとくくりされてたとは知らなかったw この作品、普通に切なかったですけど〜(笑) 孤独な上に、マフィア(?)にこてんぱんに利用され、人生を転がり落ちていく不幸な男の姿がそのまま切ない描かれ方されてたw いや、というか、どう言えばいいんだろ。 もちろんカウリスマキテイストも十分あったんだけどね。 もっとさりげに(遠まわしに)表すのかと思いきや。。っていうか・・いや、さりげないっちゃぁさりげなかったけど。。うーん、うまく言葉に出来ない。 とにかく、全然悪くはないけどこの3部作以前の彼の作品に色々出会ってしまった後ではなにか物足りない気がしました。 純粋に映画を楽しむより、ちょっと監督のワールドを期待しすぎたかもですね。そういうのは良くないね〜^^; ストーリーについては、不幸のどん底に落ちちゃったけど、でもまだ敗者復活戦がありそうな、希望の灯りは残してくれてるのね。頑張れ、兄ちゃん ![]() ってとこですわw あくまで個人的好みで3部作の順序をつけるとしたら 『過去のない男』→『街のあかり』→『浮き雲』 かな。 浮き雲は結構評判良かったみたいだけど、私はそれほどじゃなかったので。 ![]() |
出演:リチャード・ファーンズワース,シシー・スペイセク,ハリー・ディーン・スタントン,エヴァレット・マッギル,ジェーン・ハイツ,ジェームズ・キャダ,ウィリー・ハーカー 他 〔ジャンル:ヒューマン〕 解釈の難しい独特の世界でいつも楽しませてくれるリンチ監督にしては異色の?ハートウォーミングな“トラクター・ロードムービー” ![]() 新聞記事になった実話を基に作られた作品。70歳を超えたおじいちゃんが、一人トラクターに乗って遠く離れた兄の元へ向かうお話。 老人ものにはほぼ無条件で弱い私 これはほんといいっすよ。もうねぇ、年を重ねてきた人間の深みってのがほんとすごく よく現されてると思うんだ〜。 トラクターにお手製トレーラーもどきをつけた代物のあやうさが、おじいちゃんの体調のあやうさと相まって、走ってるだけでも人生を感じるね〜^^; 家出した妊娠中の少女。 サイクリング集団?との一夜の語らい。 やさしい家族との触れ合い。 同世代の老人と交わす、戦争体験の告白。 双子兄弟に語る兄弟の話。 色んなシーンで、ストレイトの重みのある台詞が胸に来る。 年老いて最悪な事は「若い頃を憶えている事」 何があっても「兄弟は兄弟」 その他、あれも、これも・・。 あぁそして、間に合ったかどうかもわからず不安な気持ちで兄の名前を呼び、返事があったときのあの表情・・ 兄がトラクターを見つけた時の表情・・ そして兄弟2人、これといった会話もせずにただ空を見上げる。 適度なユーモアにもほんわかさせられ、ゆったりとした素敵な時間を堪能できまっせ。 ![]() |
<IN THE SOUP>1992年アメリカ(93分)監督:アレクサンダー・ロックウェル 製作:ジム・スターク,ハンク・ブルーメンタール 製作総指揮:鈴木隆一 脚本:アレクサンダー・ロックウェル,ティム・キッセル 撮影:フィル・パーメット 音楽:メーダー 出演:スティーヴ・ブシェミ,シーモア・カッセル,ジェニファー・ビールス,パット・モーヤ,ウィル・パットン,ジム・ジャームッシュ 他 〔ジャンル:ドラマ/コメディ〕 いつも濃い〜存在感を見せつけてくれる名バイプレーヤーのブシェミが主役のちょっとファンタジーチックとも言える?ヒューマン・ドラマ。結構好きな作品なのでございます。 映画監督を夢見るも現実は親に家賃をねだらないといけないような貧乏暮らしをしてる主人公アルドルフォ。好きな女性にも相手にされない。 とうとう金欠になって自分の脚本を売りに出したら、話もろくすっぽ聞かずに高額で買い取ってくれる見ず知らずの人が出現! 一緒に映画を作ろうと言ってくれたまではよかったが・・ 有り得ない設定だけど、監督の実体験が一部もとになってるんだって。 実はジョーはやましい事で金儲けする悪い男だったんだけど、 かなーり自己中で怪しさ満開ながらしっかり人生を謳歌しているジョーに とまどい振り回されつつ、 それまでのアルドルフォの覇気のなかった人生が一変していく。 果たしてジョーは本当は悪い男だったのか善い奴だったのか、 どっちなんでしょうねぇ(^m^) んでまた、画の雰囲気もいいよねぇ。 しかもこの作品ではブシェミがかっこよく見えるからねぇww ちょこっと出てるジム・ジャームッシュもしっかり“ジャームッシュ”ですw 去年一部の場所でリバイバルされていたけどうちの方には来なかった。残念。でもそれをきっかけになのかな、今はDVDも発売されてるみたいですねぇ。 ![]() |
![]() <ALL THE INVISIBLE CHILDREN>2005年イタリア/フランス(130分) 日本公開:2007年6月9日 製作:マリア・グラツィア・クチノッタ,キアラ・ティレシ,ステファノ・ヴィネルッソ 〔ジャンル:ドラマ〕 イタリアの女優でWFP飢餓撲滅大使でもあるマリア・グラツィア・クチノッタがキアラ・ティレシとその友人ステファノ・ヴィネルッソ(本作のイタリアパート監督)と共に「世界中の子供たちの窮状を救う為」に企画、国連の機関であるユニセフとWFPも賛同し、7ヶ国からそれぞれ著名な映画監督が集結して出来上がった夢のコラボレーション作品。 いや〜、“アタリ”のオムニバス映画はほんと、満足できる! 溜まったシネマポイント使ってタダで観たのが申し訳なくなりましたよ^^; もう一回観にいこうかな〜w 1作平均18分の中、それぞれがそれぞれ、子供を取り巻く環境と彼らの生き様を端的に描いていて、短編としての秀逸さもすごく感じられるし、1回で7度おいしい(個人的にいうと6度おいしい)とても満足できる1作だった。 それぞれ良かったけどね、ジョン・ウーとスパイク・リーのパートは誰が見ても受けが良いとおもう。 特に個人的に好きなのは、クストリッツァとヴィネルッソとルンドのパート、になるかな。 長くなるけど、ひとつづつ書いておくかぁ ![]() ![]() |
名だたる巨匠3名の豪華共演
によるオムニバス映画![]() 1つの長距離列車に乗り合わせた人達が描かれた3つのストーリー。
音楽:ジョージ・フェントン出演:カルロ・デッレ・ピアーネ,ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ,シルヴァーナ・ドゥ・サンティス,フィリッポ・トロジャーノ,マーティン・コムストン,ウィリアム・ルアン 他 〔ジャンル:ドラマ/コメディ〕 さりげない映画だけどね、こういうの好きだなぁ〜。ほっこり ![]() それぞれのパートは直接繋がってるわけじゃなく(一つの列車の中だし、当然共通して登場する役もあるけど)基本は別々に起こる出来事。 全く異なったシチュエーションで色んな列車の旅の一こまが描かれてるものの、最後まで観終えるとやっぱり3つが一つの映画として感覚的に繋がってくるよ〜。それもすごいね。 エピソードの順序もちゃんと考えられてるんだろうなぁ。 まずは一人の老人と共にゆっくり、この物語と夜の列車の旅が始まり、 ![]() |
下世話な言い方をすると,
全てにおいて下ネタ全開にて『幸せってなんだろう・どこにあるんだろう』という人生のテーマを追った、ソロンズ監督ならでは!?のブラックユーモアたっぷりの作品。 そしてなぜか見終わった後はなんとなくほんわかした雰囲気を感じる(´∀`;)
恋に不器用でお人よしの三女はなかなかいい相手がみつからない。 関係を持つのはなぜかいつも癖のある男性。 次女は売れっ子小説家で異性関係も事足りてるが、そんな日常に少しうんざり。悶々とした何かを発散できずにいる。 そんな次女の隣に住む男性は見た目も冴えない男で女に縁がない。 エロい妄想はいつものこと。そしてエロ電話をかけては一人でアレをなさっている・・ 長女はごく普通の家庭の主婦で幸せそうだが、実は自分の家族に裏があることをしらない・・ 長女の夫は精神科医で一件普通の男だが、実は少年好きという秘密がある。 息子は男の成長過程でぶつかる悩みを抱えている・・ ![]() |
尊厳死を訴えた『海を飛ぶ夢』の主人公を思い出しちゃって、これと比べるとあっちはかわいそうだったなぁと変な思い出し方をしてしまった。 この『みなさん、さようなら』では、周囲のみんながあまりにもものわかりがよすぎて、彼は幸せに包まれながら自分の選んだ方法で自らの幕を閉じる事ができた。 家族・友人だけでなく、医療に携わるものもヘロイン摂取や安楽死の手伝いをする。 彼がとても愛される人物で、彼の人生を最大限に尊重、協力しようと思われるからなんだろうけど。 でも刑事までが物分り良すぎ^^;・・(あの刑事役の男性、何の映画で見たかどうしても思い出せないxx) まぁそんなうまい状況が揃ってこそ、とても心温まるストーリーを見させてもらえる訳ですけどね。 また、この映画では父子の関係ももう1つのテーマになってまして。 ![]() |
幾度となく劇場やビデオで目にしていた予告編のあの滑稽なダンスシーン。 メチャ興味を覚えつつも全編あのノリなのかとなぜか敬遠気味でもあったんだけど。 ここまでの滑稽さはほんとこのダンスシーンだけで、あとはテンションの高さについては一応普通のトーンだった。 ・・といっても、しっかりコメディ、しかも思いっきりブラック!(笑) 会話をはじめ、様々なテクニック(*m*)を持つ中年男性はそれをフルに活用して、出会う人間を魅了してしまう。 そんな彼と彼の甘い罠(!?)にハマッた人たちによる、哀しい愛の室内劇w ![]() |
〔ジャンル:ヒューマン/ロマンス〕 長年連れ添い、中むつまじく幸せに暮してきた50代の夫婦。 バカンスに来ていた別荘近くの海で、突然夫が消えた。 泳ぎに出て海にさらわれたのか、あるいは故意に消えたのか・・ 夫の失踪に絶えられない妻の悲しみを、妻が常に夫の幻影を見て暮すという形で表されていて、いかに彼を愛していたか。いかショックが大きいか。知らぬうちに現実逃避し、殻に閉じこもっている彼女の心境が伝わってきます。 そしてとうとう、彼の死体が発見され、彼女は初めて涙し、最愛の夫の死を受け入れる・・・ 哀しみに押しつぶされ、病んでしまってるのか、いや、まともな所もある・・・微妙な心理状態を演じるランブリングがつやっぽくって! 夫の母親との会話シーンも結構見もの。 25年も連れ添った相方の気持ちの変化に気づいてあげることもできなかったのか。。そんな辛さも覆い被さってくるんだねぇ・・ ![]() |
![]() 惑星ソラリスを研究中の宇宙ステーション乗組員達は次々と消息を絶つ。 無事地球に戻ってきた者が報告した事実は、幻覚だと扱われる。 一体ソラリスで何が起こっているのか。 事態の調査のため科学者のクリスが一路ソラリスへと向かう・・ 惑星ソラリスには人間の潜在意識を具現化してしまうという不可思議な力があって、それによりそこに降り立った人間達を惑わせてしまう。 クリスも到着後すぐ、死んだ筈の妻をそこに見る事に。 クリスの心の意識が引き出され、彼自身が、妻を呼び出した訳です。 そしてそれは紛れも無い一人の“人間”のように、そこに存在する。。 超有名な映画にして、私自身も本当に大好きな作品の一つなのだ。 ソラリスが起こす現象。作中でも科学者達が色々と説明付けてますが、具体的にそれが何かという部分よりも「それ」と対峙した人間の心理というもの(もちろん、現れたのがなぜ「それ」なのか、なぜ自分はそれを「求めた」のか。も含めて)を深く深く描いた秀逸の人間ドラマです。 ![]() |
出演:エマニュエル・ベアール,カリン・ヴィアール,マリー・ジラン,キャロル・ブーケ,ジャック・ペラン,ジャック・ガンブラン,ジャン・ロシュフォール,ミキ・マノイロヴィッチ,ギョーム・カネ,マリアム・ダボ,ガエル・ボナ,ドミニク・レイモン 他 〔ジャンル:ドラマ〕 原作はキェシロフスキ監督がダンテの『神曲』を元に構想した三部作「天国」「地獄」「煉獄」のうちの「地獄」編だそうで。『天国』はトム・ティクヴァ監督の『ヘブン』ですね。 また、監督の前作のデビュー作とはあまりにテイストの違う作品という事で、へ〜、って感じで手に取ったんですけど。 中々面白くて、いろんな意味で細部にも凝ってそうに見えた映画だった。 展開も良かったし、何かと色彩も綺麗で、音楽もミステリアスな感じを醸し出してたし。 んで、もう少しで好きな映画になりそうな感じだったんだけど、 でも面白いどまり。だった^_^; オープニングとかに差し込まれる万華鏡の画は、 「物事は見る角度で色んな姿に変わる」って事をストーリーと被せて語ってると感じた。どうだろw 子供の頃にショッキングな形で父親を失ってしまった3姉妹。 大人になった彼女達の心には、まだその傷が深く残っている。 ・ 夫の不倫で悩まされ、また大事な物が自分から離れていくという恐怖心を一層抱き、嫉妬にかられてしまう長女(ベアール)。 ・ 唯一母と一緒に父親のある事件を目撃している次女(ヴィアール)は ずっと男性とうまく関わりが持てず、現在も恋人はいない。 ・ ファーザーコンプレックスからか年の離れた大学教授と不倫をする三女(ジラン)。 幼心に地獄を経験し、地獄を傷痕としてずっと引きずってきたって感じかな。 ![]() |
若くして家族の生計を担っている17歳の女性が、赤ちゃんを身ごもった体にも関らず高額報酬を目当てに「麻薬を体の中に入れて密輸する」仕事を引き受けてしまう。 少女達がそういう選択を安易にとる事(とらざるを得ない事)や、身近にそういう仕事が転がっているということ等、コロンビアの非情な現実が描かれてます。 完全防備されているとはいえ、もし体内で破裂すれば間違いなく死んでしまうのに、自身の体に麻薬と赤ちゃんとを同居させる少女。 降りかかる色んな困難に、少女なりの考えと周囲の大人達の助力、そして、お腹の赤ちゃんのおかげで最終的に事態は無事に収まるのですが、 色んな辛い経験を積み、様々な人と触れた事で、 彼女は一回り成長し、一から再生する決意をする訳です。 体に宿る、ひと粒の光の為にも・・ この主人公は事なきを得たものの、こういう行為がきっと頻繁に行われ、生活の為に罪を犯し、そして被害も出ているんだろうと思うと辛いですね・・ 主人公の女性は、若いなりにとても芯の強い女性って感じでよかったですね。綺麗だし。 でもちょっとね〜、親友役の女優さんの見栄え、差をつけすぎじゃない!?ww ![]() |
バリバリに活躍するカメラマンがある日、余命3ヶ月と宣告される。 残りの人生を真剣に考えた時、僅かな時間を彼はどう過ごすのか・・・ 彼はその病気を家族にどうしても打ち明けられず、 ゲイである彼は、恋人の男性にもわざと酷いあしらいをして自分から遠ざけ、 結局離れて暮らす祖母にだけ明らかにする。 ・ その理由として、おばあちゃんも死が近い人間だからみたいなちょっと引きそう な言葉を出したにも関らず、暖かい家族愛で包んでくれるおばあちゃん。そして、犬猿の仲だった姉にもやっと素直な愛情を向ける・・ ・公園でおもむろにカメラを取り出し姉とその娘を撮るシーンはまたちょっとキューン。 しかし、あの夫婦の申し出、これが無いと収まらないこのストーリーながら、あまりに突拍子でご都合がよろしい出来事ですよね〜^_^; 普通そんな偶然ないけど、そこはさすが映画という事で・・ 結局、家族には弱っていく姿は見せず、最期は一人海へと向かう。海のシーンは、とても綺麗でしたー・・ もし自分が彼だったらどうするだろう。。なんて考えちゃいますね。 個人的には切なさ加減はソコソコだったけど、観る人によっては結構たまらな系かもしれないっすね^^ ![]() |
う〜ん、素粒子と続けて観たら、若干カブるよねぇ、モーリッツの役(笑) エロ目線の時に流れるハァ〜アァッ って音楽がちょっと笑えるw性転換したアグネス(三男)と兄貴二人―― バリバリに活躍する議員だけど妻子とはうまくいってない長男と、 図書館勤めでセックス依存症の冴えない次男。 この3兄弟それぞれの人生を追ってくドラマ。 この監督さんは、こういった精神的にも状況的にもアップアップみたいな中での愛を描くのがすきなのでしょうか?w 日ごろから抱えてる悩みについて、それぞれが究極の(?)局面を迎える。彼らは、どう乗り越え、次の人生へと進んでいくのか・・ が見所ですね。 結構ブラックな要素も軽いノリで見せちゃってますね〜。 色々印象に残るシーンはあるけど、 あの○○依存症の人達の集会とか結構面白かった^_^; 一番まともな人格は、 意外やゲイのアグネス編だった気がする^_^; 色んなシチュエーションが結構盛りだくさんだし、 そしてそれぞれが濃い^^; かといってその捉え方は人それぞれいかようにも変わりそうで 奥行きもあると思う。 見応えありますなぁ。 ![]() |
フランス国旗の象徴「自由、平等、博愛」をテーマに構成されたトリコロール三部作の最終章。「博愛」パート。
私はやっぱり“好き”でいうと赤が一番だなぁ。 学生でモデルの女性と、毎日近所の電話を盗聴している元判事の老人。 この二人の微妙な関係がとてもよかったし、それを映し出す映像や音楽がとてもいい雰囲気をかもし出していて、少しミステリアスっぽい感じも受けつつ、すごく浸らせてもらった。 とにかく、主役を演じるイレーヌ・ジャコブの美しさに目を取られる。光の加減とか、あきらかに彼女を美しく見せようとしてると思っちゃうシーンも多かったw 盗聴している老人にやめるよう促す主人公。 老人は「盗聴されている隣人にその事を伝えればよい」と主人公に言い、主人公は実際に被害者の家まで行くも何も出来ず帰ってくる。 この辺りのやり取りはまさに「博愛」についての語りなんだろうな。 駄目だと思いつつ、少しその会話に興味をそそられてそうな主人公の様子も興味深い。 でも結局老人は彼女の存在と博愛に触れ、盗聴をやめてその事実を自ら世間に公表する。 今は隠居生活でただ盗聴が生きがいになっていた老人は主人公によって心動かされ、 そして不思議な魅力をもつその老人に惹かれて行く主人公。 本作は3部作の最後と言うことで、エンディングではこれまでの主人公たちがあるシチュエーションの元で勢ぞろいしてます。 また、老人の過去の辛い恋愛経験と同じ路を辿る事になる若者のエピソードを絡ませてる辺りも、だんだん、「あぁ。」ってなってって、物語の静かな展開に浸る要因の一つにもなってると思う。 ![]() |
フランス国旗の象徴「自由、平等、博愛」をテーマに構成されたキエシロフスキ監督のトリコロール三部作のニ作目。「平等」パート。
〔ジャンル:ドラマ〕 3作の中では一番「それなりの展開」があるのはこれではないかと・・ また、他のはシリアス一辺倒だけどこれはちょっとしたコミカルさもありますねー。 いわゆる男として「不能」な事を理由に、妻に三行半を突きつけられる主人公。 腕利きの理髪師だったが、妻も家も何もかも亡くし途方にくれ、路上生活者となりかけたが、そこにある同郷の男が現れ、突拍子も無い設け話を持ちかけてきた事から、彼の第2の人生が始まる・・ 初めに見たとき、せっかくリスタートを切って築き上げた全ての財産を妻に譲るなんて、そんなにも彼は妻を愛していたのかとまんまと騙されてしまいましたよ・・ これが、『平等』ですか・・・。 かなりブラックな平等・・?ほんとに平等なの!? と思ったんだけど・・w 最後の涙、あれは、屈折しているにしろ、まだ愛情が残っていたからか。 あるいは人生をかけた復讐を成し得た悦びなのか 全てが終わった安堵感なのか・・ う〜ん、その他色んな想いが交ぜ合わさってるんだろうとは思うけど。 ![]() |
キエシロフスキー監督のトリコロール3部作第一作。
フランス国旗の象徴「自由、平等、博愛」をテーマに構成され、 本作のテーマは「自由」
家族でドライブ中、車の事故が起きる。 夫と子供が亡くなり、妻だけが助かってしまう。 突然家族を失い、絶望の淵に立たされた女性。 有名な作曲家である夫の面影は、考えたくなくても世間が、そして過去の名曲が彼女を放っておかず、一層苦しめられる。 それでも、新しい愛の力も借りつつ、未来へ進みだそうとする・・ 過去の思い出にさいなまれながらも少しずつ再生していく様を淡々と追っていきます。 時折差し込まれる青色と音楽が印象的。 音楽は特に、彼女の心情の代弁でもあるように取れる事もあり。 夫のゴーストとして作曲をしていた彼女でしたが、最後には自身の作だと発表するよう勧められる。そしてその人との愛も受け入れようとする。 ここに、「自由」が掛かってるのかなと思ってる。過去からの、自由。 ![]() |
まぁ、何というか、内容はそんなに大したこと無いんですけどね^_^; 結構、観たというインパクトは残る映画じゃないかなぁと思うんです。 とあるクラブの関係者達―― ドアマンから成り上がったクラブオーナー、売れっ子モデルを夢見るわがまま女性、ある理由で盲目を装っているカリスマ!?DJ・・ ――この3人を中心に、ドラッグと欲望と愛の交差するファンダンゴな世界(ってどんなのよw)が展開。ちょっとドタバタ系ですね。 音楽もしかり、ファッションやインテリアもしかり、ドイツのサイバー系ワールド満開な作品。 背が低くてモデルとしてもイマイチ芽が出なくて、さらに自己中で小悪魔的な女に周りの男共が振り回される。 そして、命を懸けて彼女を救うところまでいってしまう・・・ モデル役は『バンディッツ』の女の子ですね。 BGMはねぇ、良いと思いますよ。その音楽ジャンルが好き・嫌いではなく、ストーリーにうまくあってる感じで。曲調も、流す場所も。 モーリッツのDJシーンは手つきがメチャさまになっててカッコいい あのロン毛が似合ってるかどうかは微妙だけど。でも最後のダンスシーンはちょっとサブい^_^; ポップやウェーブを踊ってるんだもん。しかも中途半端な出来で(笑) それでも、安価なDVD見つけた私は買ってしまってる・・ DJの親友に日本人役が登場。演じるのは韓国人。 ジャパニーズレストラン(!?)やジャパニーズサイバーラブホ!?も出現^_^; ちょっと軽めに独特な世界にトリップする感じで見ればいいかなっていう適度な娯楽映画。テンポは悪くないので普通に最後まで観れますしね。 ![]() |