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2007-03-25 Sun 15:42
ボスニアの内戦勃発直後の世界を、実際にあった「捕虜の女性と恋に落ちた男性の話」をヒントにして作った作品。 映画の舞台は1992年のボスニア。セルビア人で鉄道技師のルカ(スラブコ・スティマチ)は、セルビアとの国境に近い村に越してきて、オペラ歌手の妻ヤドランカ(ヴェスナ・トリヴァリッチ)と、プロのサッカー選手をめざす息子のミロシュ(ブク・コスティッチ)との3人で暮らし始めたが・・・ “紛争なんて起こってないよ。”TVでどれだけ銃撃戦が報道されようと全く信じていなかった主人公ルカでしたが、ある時哀しい出来事が起こってしまう。 夢だったプロサッカー選手になれると決まってた息子が戦争へ徴兵。そして、敵側の捕虜となってしまう。 また、やたらと『アンナ・カレニナ』を引き合いに出してた嫁は案の定、他の男性と逃避行。 一人ぼっちになり、息子のことを案じて病まないルカの元に、息子と交換する為にと友人が捕まえたムスリム人女性が捕虜として暮らす事になる。。で、恋に落ちちゃうわけですね。 そんな二人の行く末を周囲の住民や動物を交え、終始、例のwふざけてんのか真面目なのかわからないようなテンションでもって描いていきます☆ 紛争の最中、最前線に程近い場所で暮らす、戦争とは全く関係のない人々。 なぜそこに敵・味方の違いがあるのか・・。具体的にそういった事に触れはせずとも、その不条理さがとてもよく伝わってきます。 クストリッツァ監督の有名どころ、『アンダーグラウンド』や『黒猫・白猫』と比べると、良くも悪くもハチャメチャさは少し落ち着き、コミカル加減もある意味洗練?といった感じでしょうか。とはいえ独特の切り口はやっぱりイケてますね〜♪♪素人ながら、唸らされます^_^; また今回、動物の配置や動かし方、その間(タイミングの”マ”)についてはすごく絶妙で、動物に関しては今までで一番かなと個人的には思います。 キーとなる「ロバ」は別として、特にそれ以外の細かい動物達がいいっww ロバはロバで、あんな守護神がほしいしね。。(笑) これも大好きな作品です ![]() (旧ブログより引越分) |
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2007-03-25 Sun 00:55
監督の故郷ユーゴの、1941〜1992までの戦争と政治にまみれた時代を舞台に、「地下で生活していた人たち」の生き様を中心に、3章に分けて描いた3時間の大叙事詩
大×3好きな映画の1つ![]()
中心となるのはある二人の男(親友)。そして、その周囲の人々も含めたアンダーグラウンドな世界と、その背景にあるユーゴの社会情勢を、時に直接的に、時に抽象的に描いていきます。 まずは、かなり簡単に、長〜い物語の全体像をw 『我らの父と子供たちへ。昔、あるところに国があった。その国の首都ベオグラード、1941年4月6日・・』 ■第一章:戦争・・1941年〜 ![]() ナチ侵攻をうけるベオグラード。そこにはパルチザンの義賊のマルコとその親友元電気屋のクロがいた。ナチスの共産党員狩りから逃げる為彼らとその周辺の人たちは地下室(アンダーグラウンド)に身を寄せ、秘密裏に武器の製造を行う。クロは、保身の為にナチス将校に近づく女性に恋をし、強引な方法でその女性をナチス将校から奪い、我が物にする。 ■第2章:冷戦・・1961年〜 ![]() もう第2次世界大戦は終わっているのに、アンダーグラウンドの生活者はなぜかまだ地下生活を送っていた。もちろん、戦争が終わっている事もしらずに・・ そこにはある人物の思惑があった。。 もう20年も地下生活をしていた彼らの中で、クロとその息子ヨヴァンは、いよいよ地上に出る事を決意。もちろん、「にっくきナチス」を倒す為だ。 地下で生まれたヨヴァンにとって、初めての太陽、初めての鹿、初めての水泳だった。そして、地下に残っていた人たちは、ある人物の手によって殺されてしまうのだった・・・そのうち、チトー大統領が死に、「ある国」はまた激動の時代を迎えようとしていた。。 ■第3章:戦争1991〜 ![]() ユーゴスラビア紛争の真っ只中。そんな中生き残っていた一部の地下室生活者の姿。 ・イヴァンは兄の本当の姿を知り、ある行動に出てしまう。 ・クロはまた戦火の中に身を置いていた。 クロはある国連軍の人間から質問をうける。「あなたはクロアチア勢力なのか?セルビア勢力なのか?」クロは答える。「俺はペタル・ポパラ"クロ"だ」 「所属部隊は?」 「俺の部隊だ」。「上官は誰?」 「"祖国"だ」 そしてクロは、親友マルコと偶然の再会を果すも、それは激しく燃え滾ったものだった。。^_^;疲れ果てたクロは再び訪れたアンダーグラウンドで、井戸からある声を聞き・・。 ********* 重要なあらすじは"かなり”省いてるのでわかりにくいかもしれないですが、まぁこんな感じ(笑) |
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2007-03-25 Sun 00:23
,b>アクセルは、叔父の結婚式の為にアリゾナへやって来た。そこで彼は、夫を射殺した過去を持つ未亡人の家に住み込み、自殺願望癖の娘と恋に落ちる。そして、それぞれの夢を抱いた人々は、自ら破滅の道を辿り始めるが……。
この映画の後のクストリッツァ作品を含めて考えても(全部入れてもまだ長編8作品の監督)これだけ有名どころが出演してるものは今の所これだけですね(笑)しかも故郷ユーゴの問題から離れ、舞台がアメリカ。恋愛要素が高い。と、結構毛色の違う1本。 アメリカではもう夢が持てないといいたいのか、 逆に、夢を見られる場所でいてくれと願っているのか。。 タイトルにも謳われてるように、「夢」がキーワードです。 「夢は実現したら夢じゃなくなるから、これでいい(叶えなくていい)」 物語の前半で聞こえる、主人公(J.デップ)の心の声。だけど本当は何かを探し、彷徨っている。他の誰も、何かしら夢・希望をもっている。 そして、その裏に同居する、『絶望感』『虚無感』とでもいいましょうか。 それぞれが何らかと葛藤している。 |
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2007-03-25 Sun 00:08
昨日3月9日の「蟲師試写会チケット」が手に入ったので観にいってきました。
オダギリジョーは好きだし、この作品が滋賀の山奥でロケされてた事やヴェネチア映画祭出品作で海外からのオファーも多く寄せられてる事ぐらいは知識にあったけど、肝心の漫画の事は全く知らず。大友監督も漫画の『AKIRA』は昔大好きででっかいコミックも持ってたけどほんとそれだけしかわからずです^^; 蟲師/2006年日本 監督:大友克洋/プロデューサー:小椋悟/EX.プロデューサー:パーク・サンミン,二宮清隆,泉英次 / 原作:漆原友紀 / 脚本:大友克洋,村井さだゆき / 撮影:柴主高秀 / 水中撮影:さのてつろう / 特殊メイク:中田彰輝 / 美術:池谷仙克 / 造型:中田彰輝 / 衣裳:千代田圭介 / 編集:上野聡一 / 音楽:配島邦明 / 衣裳デザイン:おおさわ千春 / 音響効果:北田雅也 / 出演:オダギリジョー,江角マキコ,大森南朋,蒼井優,りりィ,李麗仙,クノ真季子,守山玲愛,稲田英幸,沼田爆 他 〔ジャンル:ファンタジー/ミステリー〕 100年前の日本。時に人間にとりつき、奇妙な現象を引き起こす怪しき生きもの「蟲」がいる。そしてその命の源を探り、とりつかれた人々を癒す力を持った人間は「蟲師」と呼ばれていた。 その「蟲師」、ギンコ(オダギリジョー)が主人公ですね。 ギンコが蟲から人々を癒していく様と彼の生い立ち・秘密等の話が交差しながらストーリーは進みます。漫画を知らなくて話がわからない、という事は無かったです。 映像はとても綺麗で、自然の姿を存分に生かしていたと思います。 (あれは本当にあの滋賀の山々の風景だけ?w) フレームに収める構図というか、1つ1つ切り取ってもすごくバランスいいだろうなーって素人が思うぐらい、その辺も印象に残りました。画の色もなかなか良かったです。まれに全体の色で好き嫌いが出ちゃうきらいがある私なのでよかった。 そして、「蟲」の存在を巧みなVFXで表現しています。これは軽く想像してたよりクサくも無く、自然とうまくマッチしててそれなりにいい感じだったと思います。 ただ、漫画ファンの方々から観てそのイメージがあってるのかどうか、結構その表し方は重要なんじゃないかなぁ。実際、どうなんでしょうね。 |
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| ◇◆記憶のキロク◆◇ |
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大×3好きな映画の1つ





